clearart のコメント


最近考えていることに「更地」という言葉が響きました。
それは何が売れるか分からん、ということです。
とにかくやってみないと分からん、です。
不景気だから売れないということも、ありますが、それでも全く売れないわけではありません。値下げしたものが売れ、していないものが売れないとも、違います。新作だから売れて、旧作だから売れない、というわけでも無いです。
私のイメージですが。文脈だとか実績だとかの山の賞味期限は5年ぐらいで、10年ぐらいでほぼ平らになってしまう。近くによって見ればその凸凹は残っているが、再び引いて鳥瞰すると平らに見えます。25年ぐらいだと、レコードみたいに真っ平に見えるけれど、ルーペで除くと凹凸があってちっさいホコリも見えるという感じです。
そんな平らな情報の平原(更地)に、売り手は旗を立てたり、シーツのように摘んで持ち上げたりしています。または、撒き餌をして網を仕掛けるようなイメージです。それに強く関心を持った人が、湯葉を引き上げてもらうように買っていく。または一本釣りするまたはされるという感じです。
ざっくりとマーケティングして市場の中を分類出来ますが、実際に売買が成立したときを観察してみると買い手も売り手もそれぞれ個別事情が浮かび上がります。
そんな中でも、やはり地形があって水脈のような流れがあります。でも、売り手が脈にかなったものを売り出せるかわかりません。また、はまるものを売り出しても、すぐに枯渇するか、それにより流れが変わってロストすることもしばしば。
それとこの情報の世界の外にも広大な世界が広がっているんだなと、そこにはアクセスするという言葉は不相応だな、と思います。
なんてイメージを持っています。
追伸、来月のライブを楽しみにしています。

No.1 28ヶ月前

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