初めて藤井さんにお会いした時に聞いたのは森山威男のように叩けるようになるには、どこをどうすればいいのでしょうか？と失礼極まりない質問だったのですが、藤井さんはそのままドラムセットに腰を下ろすとモリヤマタケオを叩いてくれました。あの時、左手の使い方を聞いたのが一番の思い出です。藤井さんももう結構な年齢にいかれたかと思うと、本当に、感慨深いです。山下洋輔トリオが、後期高齢者。。。

久々に山下洋輔トリオを聞きながら、やっぱやべえなとニヤついていたら、運ばれてきたジュースを床にぶちまけてしまいました。床が真っ黄色に染まり（マンゴー、ナランハ、パイナップルのミックスだったので）、エラいことになりました。

隣りに白人とメキシコ人のカップルが座りました。
「あれ、お連れの犬、柴犬じゃないすか」と僕。
「そう、可愛いでしょ？」
「柴犬、人気あるもんね。あなたも外人？なんかアクセントが」
「そう、私、ロシアから」
「え、ロシア？大変ですね、今」
「まあ、いろいろ。柴犬、かわいいわ。日本の犬って感じ」
すると、目の前から、クソデカいシベリアンハスキーを連れた近所の婦人がやってきました。そして、皆が予想していたとおり、ロシア女性の連れた柴犬に、シベリアンハスキーが躊躇泣く襲いかかりました。
キャンキャン吠えまくる柴犬。婦人よりも体のデカいシベリアンハスキーは誰も止められません。ロシア女性は、あまりの驚きのあまり震え始め、それを見かねたメキシコ人の彼氏が介抱してました。

先日、日本で事件が起こった時、すぐさま知り合いの日本の編集者がタクシードライバー。。。と一言だけ送ってくれたので、犯人がタクシーの運ちゃんかと思ってました。前回の日記を読んで合点がいきました。

こいつが本当の乱入者だあ。ぎゃはははははは、と一生に一度は言われてみたいです。楽しそうで非常に羨ましい。