菊地成孔(著者) のコメント

菊地成孔 菊地成孔
(著者)

>>11

 そんな面白いですかね笑。楽しんでいただければ幸いです。第二弾も遅かれ早かれ(第一弾が出た段階で)発掘(?)されるとお持っていました。僕はタミヤニュースには3回乗ってます。投書2つと、そのあとタミヤが開催した「第一回FVS(だったかな?フィギュアバトルシーンの略かどうかも、そもそもアルヴェベットの3音も記憶曖昧なんですが)の集い」的な、要するに軍事ジオラマに関する、各方面の人々(軍事コスプレマニアや、戦争記録フィルムの収集家等々)が集まったシンポジウムみたいなのですが、僕は最年少で(小学生だったんで笑)で参加し、その時のレポートが掲載されたんです。流石に発言はなかったんですが(オタクのお兄さんたちの熱意が過ごすぎて笑)、そこには列席者として、顔が思いっきり写ってます。

 これも後年、タミヤ内の僕のファンの方に、アウトテイクスで、僕の顔中心で撮影された焼き増しも送っていただいたことをすっかり忘れており、追記にある過程を経て、落掌していたのもすっかり忘れていましたが、覚えているのは、その時の僕の(13歳)顔写真が、現在の僕の顔とほとんど変わらないことです笑。面構えすら12〜3歳頃と変わってないんですね(毛はすごい!毛はボーボー笑)。

 「力量(の高さ?)」と、「現在と変わってない」という指摘が多く寄せられていますが、日記内に書いた通り、5歳や6歳ならまだしも、12歳って、ほとんど、僕だけではなく、どなただって、思考や言語センスは固定されていると思います(単に技術がなかっただけで)。なので、驚かれても「みんなそうなんじゃないの?」と思っていますね笑。

 事の発端もTwitterで、評価もTwitter内でしか見られません。なので、大雑把にひとまとめにするのは些か躊躇われますが、僕は57の時、町山さんに仕掛けられて対応した時、僕の文章は、Twitter内でボロカスにされましたよね。「読みずらい」とか「何言ってるのかわからない」とか「わかるにしても酷すぎる」と言った評価です。

 なので、あくまで僕の主観上は、「ツイッターが査定する文章力」というのが、57歳だとダメで、12歳だと「すごい才能」みたいな格好になるので、日記にある通り、それってショタコンだし笑、年老いて熟成したものは否定。という意味では、老害排除的ですよね。「ああ、これがTwitterなのだな」と深く納得しています笑。みなさん、SNSの前は何も書いてなかったんでしょうかね?納得できるような、不思議なような気分です笑。

 あくまで僕の記憶ですが、類型として、スタジオジブリ党最高幹部のどちらかが、少年時代に、何かに投書して、それは有名な物件だったと思います。現在老境にいるクリエイターの、小学生時代の文章。とうのは、映画なんかの「エピソードゼロ(もしくはマイナスいくつ)みたいな面白みはあるでしょうから、まあまあ希少価値を持ってしまってる。というのはわかりますが、例えば筒井康隆先生の最初の作品は、もうすでに筒井康隆ですし、クリエーターっちゅうもんはそんなもんなのかもしれませんね笑。

No.15 32ヶ月前

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