>>27 <森繁と渥美清って、それぞれの劇中にいけ好かない役が出てきた時にする苦虫噛み潰したような顔芸もそっくりですし、似てる感じの演技や仕草もいっぱいあると思っていました。てっきり、どこかで2人は交流があり演技が似ているのかなって漠然と思ってましたが、違うんですね> 交流は、僕が知る限り、「NHK」というキーワード以外は無いですね。 <2人は同時期くらいに俳優として花咲くんでしょうか?> 50年代中期から60年代の日本映画界を駆け抜けた(それは、万博から、角川がいきなり現れるまでの「死の時代」までの、最後の隆盛ですので)喜劇役者たちは、大変大まかに復興期オールドスクーラーとして全員同時期だと言えます。渥美の「キャラクターに殉ずる」という極端な生き方と生き延び方、その生命力(東宝契約だった俳優のほとんどが、「男はつらいよ」に吸収されるので)が、すごく変わっているので、分かりズラいですが。復興期オールドスクーラーの後には不況期ミドルスクーラー達が現れます(熊倉一雄とか、高品格とか、名古屋章の世代)。
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(著者)
>>27
<森繁と渥美清って、それぞれの劇中にいけ好かない役が出てきた時にする苦虫噛み潰したような顔芸もそっくりですし、似てる感じの演技や仕草もいっぱいあると思っていました。てっきり、どこかで2人は交流があり演技が似ているのかなって漠然と思ってましたが、違うんですね>
交流は、僕が知る限り、「NHK」というキーワード以外は無いですね。
<2人は同時期くらいに俳優として花咲くんでしょうか?>
50年代中期から60年代の日本映画界を駆け抜けた(それは、万博から、角川がいきなり現れるまでの「死の時代」までの、最後の隆盛ですので)喜劇役者たちは、大変大まかに復興期オールドスクーラーとして全員同時期だと言えます。渥美の「キャラクターに殉ずる」という極端な生き方と生き延び方、その生命力(東宝契約だった俳優のほとんどが、「男はつらいよ」に吸収されるので)が、すごく変わっているので、分かりズラいですが。復興期オールドスクーラーの後には不況期ミドルスクーラー達が現れます(熊倉一雄とか、高品格とか、名古屋章の世代)。