菊地成孔(著者) のコメント

userPhoto 菊地成孔
(著者)

>>3

 ペン大でも美学校でも、一度しっかり採譜→分析した楽曲は教材の位置になるので、授業では使いますが、前述、当nhkの中でどう扱うかは思案中です笑。

 星野源のコード進行の独自性は、6〜80年代の洋楽から来ているのではなく(藤井風はそこから来ています。なので藤井風はルネサンスというか温故知新の力があります)、今、流行っている洋楽からのコンバートが多いので、音楽マニアックでオシャレですが、腹の底から湧き上がるような地力に欠け、文化的には渋谷系に似ています。「すごく今の音楽が好きなのだなあ」と思いますね。

 谷王の作詞分析は、国文学や国詩学に視座を置いているので、非常に面白いですね。僕やろうとしている事は、やって見せれば一読瞭然であると思われますので(ここでやるので)、少々お待ちください。「ノールームメイト」は1stスパンクスの作詞の中でもかなり気に入っているので(5分ぐらいで書きました)ご高評嬉しいです。「エイリアンセックスフレンド」は、厳密には僕ではなく、ボス君が書いて、ODが少々補佐しているので、「自己分析」にはなりませんが笑、あれは良い詞ですよね笑。

No.11 41ヶ月前

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