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　シンプルな話、包丁は料理も作れますし人も殺せます。「だから包丁を必ず平和利用に！料理だけしないとダメ！！」というのでは無く、包丁がどっちにも使えるんだ。という日常的な自覚、並びに、対象がなんであるかに関わらず、感動して泣いている自分も包丁のような物だという自覚が、昭和までは庶民に普通にあったと思います。平和利用をしっかりライディングできるのは、恐れを持っている人で、しかも肝が座ってアティテュードがしっかりしていないといけない。でないと、包丁が人殺しに使えるという側面にめげてしまったり、引っ張れてしまったりします。怖いものばかり見たり、怖いものを見なかったりするのは幼稚なことだと思いますよ。