>>3 寝ぼけている。と云うハンデを感じさせない(笑)的確な引用を有難うございました。もしお暇がありましたら、拙著「アフロディズニー」の下巻の、斎藤先生のゲスト回をお読みください。非常に分かりやすく、ラカン理論に於ける、視聴覚と言語の原理を語ってくださっています。 (以降、拙著の内容ではありませんが)ラカンは、当時(下手したら現在でも)巷間信じられている、「昆虫が(主に)植物に擬態するのは、鳥類などによる、捕食のリスクを下げるため」と云う定説に疑問を抱き、昆虫を食べる鳥を、狩猟家に大量に狩猟させ、胃の残留物から、擬態しない昆虫と、擬態した昆虫の比率を計測したところ、なんと、全く同じ。つまり昆虫の擬態は捕食リスクを下げない。と云う結論を慎重に導きました。 その結果、では何故、昆虫は擬態するのか?と云う一種の自然現象と、人間のそれに換喩される意識との狭間において、「昆虫が擬態するのは、木の葉や木の枝の姿に<強く憧れる>から」という、驚くべき、次の結論を導きました。昆虫と植物は、少なくとも人間的な意味では仇敵ではありません。しかし、ここで云う「強い憧れ」とは、非常に人間的なシニフィアンとシニフィエを持っていて、ラカンの有名な「享楽」に似ています。「あの人のファッション、クールだから参考にしちゃえ」と云うのは、享楽的なまでの強い憧れとはとても言えません。 立花代表は、マツコさんの思考や論理によってスイッチングされたのではなく「面白半分に投票している人がいる」の、中の、おそらく「面白半分」と云う、シニフィアンによって、享楽的なまでの強い憧れにスイッチが入ったと思います。日記中にある通り、相貌の近似は、恐らく全く意識されていませんが、あれだけ悪く言われる人が、マツコさん1本にストーキングをロックオンするのは、いじめっ子の知性だと思います。いじめっ子が「みんなNHKに虐められている」と言語化するわけですね。あんなに「ブッ壊」したがるのは、過去にブッ壊された経験があるか、もしくは、常に何かをブッ壊したく、加虐の徒になったとも考えられます。 一方、マツコさんは、立花代表の、特定なシニフィアンにイマージュを変化させるほどの強いものはなく、恐らく、ですが、恐怖を感じたんだと思います。その恐怖は、自分とは全然違うタイプの、恐ろしい、気持ちの悪い人物が、「あいつ見た目アタシに似ているかも」と云う無意識中のシニフィアンによって、無意識的に生じたものだと思われます。お仕事の性質からして、話題になるものは何でもコメントしないといけないので、特化が分かりづらいですが、特化がなければ、あんな極端な反応は産まなかったでしょう。巷間「マツコは運悪くヤバいの踏んじゃったな」と言われますが、運が悪い。と云う考え方は、精神分析学的にはなく、全てに無意識的根拠があり、その合理化の一つが「運」ですね。 こうしてお二人は、享楽的な強い憧れによって、仇敵化しました。仇敵というと、やり合うイメージですが、現状ではマツコさんが虐められている形ですね。世論がどう出るか、、、、、全く興味がありませんが(笑)。マツコさんが虐められるのは、経年的にかなり幅の大きい反復になるでしょうから(過去との悪夢的な遭遇になると思います)ダメージは計り知れず、ここは有吉が助けて欲しいです。彼も典型的ないじめっ子なので(笑)。 今回、この件よりも僕が強調したいのは、国民がネットによって敗戦感を共有し、ヒトラー型の、自己愛障害的なカリスマを生みやすい状況が準備されていた。という事ですが、長くなるのでいつかまた。ネイルはファイナルスパンクハッピーのジャケット撮影で、ボス君とODが同じシルヴァーのネイルをしたので、<強く憧れて>しまい(笑)、俺にもしてよ。と言って塗っていただいた物です。小田さんも同じことをされたのですが、場所的に確認できなかったでしょうね(笑)。ご来場&ご高評、有難うございました。
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>>3
寝ぼけている。と云うハンデを感じさせない(笑)的確な引用を有難うございました。もしお暇がありましたら、拙著「アフロディズニー」の下巻の、斎藤先生のゲスト回をお読みください。非常に分かりやすく、ラカン理論に於ける、視聴覚と言語の原理を語ってくださっています。
(以降、拙著の内容ではありませんが)ラカンは、当時(下手したら現在でも)巷間信じられている、「昆虫が(主に)植物に擬態するのは、鳥類などによる、捕食のリスクを下げるため」と云う定説に疑問を抱き、昆虫を食べる鳥を、狩猟家に大量に狩猟させ、胃の残留物から、擬態しない昆虫と、擬態した昆虫の比率を計測したところ、なんと、全く同じ。つまり昆虫の擬態は捕食リスクを下げない。と云う結論を慎重に導きました。
その結果、では何故、昆虫は擬態するのか?と云う一種の自然現象と、人間のそれに換喩される意識との狭間において、「昆虫が擬態するのは、木の葉や木の枝の姿に<強く憧れる>から」という、驚くべき、次の結論を導きました。昆虫と植物は、少なくとも人間的な意味では仇敵ではありません。しかし、ここで云う「強い憧れ」とは、非常に人間的なシニフィアンとシニフィエを持っていて、ラカンの有名な「享楽」に似ています。「あの人のファッション、クールだから参考にしちゃえ」と云うのは、享楽的なまでの強い憧れとはとても言えません。
立花代表は、マツコさんの思考や論理によってスイッチングされたのではなく「面白半分に投票している人がいる」の、中の、おそらく「面白半分」と云う、シニフィアンによって、享楽的なまでの強い憧れにスイッチが入ったと思います。日記中にある通り、相貌の近似は、恐らく全く意識されていませんが、あれだけ悪く言われる人が、マツコさん1本にストーキングをロックオンするのは、いじめっ子の知性だと思います。いじめっ子が「みんなNHKに虐められている」と言語化するわけですね。あんなに「ブッ壊」したがるのは、過去にブッ壊された経験があるか、もしくは、常に何かをブッ壊したく、加虐の徒になったとも考えられます。
一方、マツコさんは、立花代表の、特定なシニフィアンにイマージュを変化させるほどの強いものはなく、恐らく、ですが、恐怖を感じたんだと思います。その恐怖は、自分とは全然違うタイプの、恐ろしい、気持ちの悪い人物が、「あいつ見た目アタシに似ているかも」と云う無意識中のシニフィアンによって、無意識的に生じたものだと思われます。お仕事の性質からして、話題になるものは何でもコメントしないといけないので、特化が分かりづらいですが、特化がなければ、あんな極端な反応は産まなかったでしょう。巷間「マツコは運悪くヤバいの踏んじゃったな」と言われますが、運が悪い。と云う考え方は、精神分析学的にはなく、全てに無意識的根拠があり、その合理化の一つが「運」ですね。
こうしてお二人は、享楽的な強い憧れによって、仇敵化しました。仇敵というと、やり合うイメージですが、現状ではマツコさんが虐められている形ですね。世論がどう出るか、、、、、全く興味がありませんが(笑)。マツコさんが虐められるのは、経年的にかなり幅の大きい反復になるでしょうから(過去との悪夢的な遭遇になると思います)ダメージは計り知れず、ここは有吉が助けて欲しいです。彼も典型的ないじめっ子なので(笑)。
今回、この件よりも僕が強調したいのは、国民がネットによって敗戦感を共有し、ヒトラー型の、自己愛障害的なカリスマを生みやすい状況が準備されていた。という事ですが、長くなるのでいつかまた。ネイルはファイナルスパンクハッピーのジャケット撮影で、ボス君とODが同じシルヴァーのネイルをしたので、<強く憧れて>しまい(笑)、俺にもしてよ。と言って塗っていただいた物です。小田さんも同じことをされたのですが、場所的に確認できなかったでしょうね(笑)。ご来場&ご高評、有難うございました。