プリンスが亡くなったショック、それに対するコメントはラジオでさせて頂くとして、マエケンが、毎日ワタシが通る路上(というか、良く行くワインバーの脇)で亡くなったのには驚きました、、、と驚きたい所なのですが、全く驚かないです。
あの位置は、伊勢丹を中央に置いているものの、新宿ものまねパブの牙城「そっくり館キサラ」と、二丁目を繋ぐルートの内の1本だったので。
もし路上で亡くなるとして、知らない街の、知らない薄暗い路上が良いか、そこに寝そべって寝れるぐらいの、自分の縄張りが良いか、第一には神が決定するでしょうし、第二には本人が願うでしょう。ワタシはどちらでも良いので、つまりは後者でも良いのですが、ワタシが観る限り、テレビのコメンテーターでこの線で発言している人1人もいなかったので念のため。10秒ですむのにね。「キサラから出て、伊勢丹の後ろ回って、マヤビルで飯喰って二丁目に繰り出す途中ですよね」
<世間が知らないうちにルックスが変わっていたりするものよ。というか、誰もが人のルックスを無料でパブリックイメージしている。ワタシだけが、芦田愛菜が(とっくに)大人の女になってしまっていたのを知っていたのかも知れないね>
こちら今、無料世界向けに書いているので、お読みに成る方も好事家ばかりでしょうし(タイトルの通りです。一回前に詳しく書きましたヨ)、何せ最近一番大きかった、外野席の方からのお声は「タモリ倶楽部でのルックスがみなみらんぼう氏/YOU THE ROCK氏/みずしましんじ水島新司氏になっていた」というもので、世間という物は、まだ芦田愛菜さんがちっちゃい子のままであるとか、金の亡者ミランダ・カーがブロンズのロングヘアであるとか思って疑わない、牧歌的な人々の集まりですから、メガネがカザールに変わっていた事など言うまでもなく、ワタシが今年に入ってから8キロ近く太ったという事も、それを一ヶ月で取り戻したという事も知らずにいる訳ですが、とにかく炭水化物抜きダイエットを信ずる者にとっては「セブンのサラダチキン」という主食が飛ぶ様に売れている事も御存知ありますまい。ワタシは1日1個として、20個買いまして、そろそろ食べ終わります。
<ガンダムOSTと大西順子さんの復帰作「Tea times」が一週間おきで出るんで、しかもガンダムOSTのピアノは大西さんだから、混乱を招く、と思いがちだけれども、「ガンダムのファンと大西順子のファン」はぜんぜん重ならねえから、大丈夫。とか思っていると、これが意外に何万人も重なっているかも知れないね>
予約だけでAmazonのトップ10圏内ですとか言われているので、「どうしよう<あまちゃん>みたいになっちゃったら。あんな成功、端から見ててもキツそうだ。でも、そんな心配ご無用かも知れない。オレは金遣いが荒いし(ゴルフと不動産と車をやらないだけ)、そもそもスピンオフだから、また本道の先生が戻って来られるだけの話しであろう。ルパン三世のときと同じである」とか思いながらサラダチキンを貪り、腹筋運動に勤しんでいるのですが、とにかくこの歳のダイエットは気をつけないと健康に悪いので、血管や内蔵を鍛えるサイドメニューもくっつけています。
と、「ガンダムOST」は、前回も書きましたが、大西さんや梅津さん入りのジャズサイドもヤバいのは言うまでもありませんが、ポップスサイドもワタシのオールディーズ愛が溢れて我ながらガッチガチに素晴らしいですよ。歌う人みんな凄く上手いし(ワタシとICI以外は・笑・でもICIは女子らしく徹底的な整形手術を施してますがーー声に。←念のため、顔はどうしているか知りませんーー男の中の男であるワタシは一切のチューン操作無しで90年代のヘタウマ感をバリバリに出しているので、ヘタウマファンは必聴ですよ。ふっふっふっふっふっふっふ←rinbjoの笑い方)、特に作詞とアレンジは我ながら良い仕事したなと思いました。
*前回書いた通り、dCprG「ロナルド・レーガン・アザーサイド」も入ってまして、ヘタすっと、追注のコレが全部もってっちゃうかも(笑・なんだよそれー)つうぐらいヤバいです。事務所のアレで名前出せないんですけど、大村くん(挟間美帆さん似)はもう、入団当時とは別人ね。やっぱ世界ツアーは行った方が良い。○○B○○タ○が出てる合衆国のTVショーとか観たけど、ヤバいもんもう、ウケ方が。ワタシも山下組と大友組でワールドツアーがあったんで今があるのだなあ。と思います。ワタシは、音楽に関してだけは100%自身がありますが、この点だけは不甲斐ないっすよー。来年から何とかします。
<まあ、ライブがドカーンとある訳ですよ。5月と6月に。併せて6本も。秋以降は正直、メンバーが集まらないんで、非常に苦戦しています。この夏に今年分を全部楽しんでしまわれませんか皆の衆?でも、ダブセプテットも、ペペも、ジャズドミュニスターズも、ワタシのソロも、パシフィコ横浜のガンダム祭りも、ブルーノートのガンダム祭りも全部来る日本人なんて、地球上で3人ぐらいだと思うし、それが健康的だし、まだ53になっても、全貌をキャッチ出来ない人のまま、でいるのかも知れないね>
4月30日 モーションブルー横浜 ダブセプテット
今年は何とか、このバンドの公演数増やして、駒野さんが類家くんをたじたじさせる所とか見たいんですよ(類家くんまだ若いのに、出来上がりかけてるから)。変わらずジョージ・ラッセルと菊地成孔の曲ばかり。現在アコースティックジャズで出来るタイムアプローチ、リズミックアイデアの実践に於いて、世界最高峰の物をお見せします。
5月5日 日本橋三井ホール ペペトルメントアスカラール
新しいストリングセクションをメンバーとして奪回し、平均年齢をぐっと下げた11人フルメンバーでネクストステージに向かいます。これは定番のナンバーで行われる、あと何回かのライブのうちのひとつ。来年にはほぼ全曲刷新します(マジで)。ICIも来て「ICIC」「スーパーリッチキッズ」のパフォーマンスを見せます。ワタシは2CD-Jを壇上に上げて、今までに無かったレヴェルのペペの騒音性、官能性を、拷問的な轟音のレヴェルに引き上げます。
5月14日 「森道市場2016」 JAZZ DOMMUNISTERS
とうとうHIP HOP系のフェスも我々の様なキチガイを呼ばざるを得なく成ったようで、「菊地さん。これ新曲です」という大谷くんのニューシッは「イルな場所にいる/常にイルな場所にイル/余裕で千年ぐらいはこのままミマル」とか「生産性の反対だ/正反対の賛成だ/ナンセンス!!!(ベトナム戦争)生産性の反対だ/正反対の賛成だ/ナンセンス!!!(ペレストロイカ)」とか延々と言ってますね。良いんじゃない?地球上の誰にも理解出来なくたって。HIP HOPを19世紀と22世紀に飛ばす。それがドミュニスト。
5月27日 JZBrat 菊地成孔ソロ
いいかげんこのバンドにも名前付けようかなあと思っています。今一番いいなと思ってるのが「オッドフューチャー」なんだけど、これはもう使われてるから「ネプチューンズ」もしくは「ネプチューン」かなあ、とも思ってるんだけど、何と驚くべき事にどっちも使われているので、「ソウル・オリンピック」もしくは「グルーヴ・ダダイスト」にしようと思っています(ウソ。もっと大学二年が喜びそうな、ワックスポエティックス~ニューチャプター系のカッコいい名前にしようっと)
6月12日 パシフィコ横浜 ガンダムエキスポ
出た!遂に何万というオタクの皆さんの前でトークイベントをする事に(笑)。歴代のダンダムシリーズ(?)の、総ての主題歌が披露されるそうで、森口博子さんとか(汗)もご出演されるらしく、ワタシはICIに和装させてエスコートして行きます(「サンダーボルト」チームからはICI aka 市川愛さんが複数の主題歌から、モータウン風の「あなたのお相手」を歌います)。
6月23日 ブルーノート東京 ガンダムOSTレコ発記念ライブ
これは前回を参照して下さい。ブルーノートはハイになってますので(笑)、1ミリも臆する事は無いです。興が乗ったら、ですけど、大西さん、ワタシを始め、ICI、坂本さん、ギラ・ジルカさん、矢幅くんなどもみんな繰り出して「サンボル一座」でサイン界とかしてしまうかも知れないです(しないかも知れないです)。
<まあ、とにかくガンダムに関してはアルバムを買って頂く事にして、問題は大西さんのアルバムそしてレコ発だよね。これはガンダムどころじゃねえオールスターなんで。でも、この日に、ワタシと大西さんは、いろんな事を知っちゃうのかも知れないね>
大西さんの「Tea times」は本当にグラミー獲れるんじゃないかと思うんですけど、テリオン・ガリー、ウニオール・テリー、挟間美帆、日本のジャズオーケストラのトップから30人近く、OMSB、JUMA、吉田沙良、矢幅歩を全員集めないと出来ないので、少なくともブルーノートでもコットンクラブでも5日から一週間やらないといけない。インターナショナル販売にしましょうよー。SONYの偉い皆さんー(プロデューサーからレコード会社に、公式サイト乗せてマーケット拡大を要求。これは業界でも稀に見る訴状と言えるのではないだろうか)。
<dCprGフジロックに出演、そして「現行でのメンバーによる最後の演奏」とすることを宣言。年末12月まで延ばしてもメンバー全員揃う日が一日も無かったぜ。年内にやるライブは、新しいメンバーのお披露目となります。でもまあ、それが良いのかも知れないね>
7月24日 フジロックフェスティヴァル dCprG
この日を、田中教順とアリガスの卒業ライブ(大学を「卒業」するから)とさせて頂きます。現在、まだ新メンバーはエントリーを募っている最中ですが、年内にはお披露目のライブを行います。また名前を変えないとね。因に24日のラインナップハンパないすよ。レッチリ、横山験、バットルズ、BABY METAL、カマシ・ワシントン、DJハーヴェイ、MARK ERNESTUS’ NDAGGA RHYTUM FORCE
VIDEO TAPE MUSIC×CEROなどなど。まあ余裕で一番ヤバいパフォーマンする自信アルネー(*一部メンバーが重なるが)
<大いなるPSかも知れないね>
そして今日、4/27はTABOOのダークホース、ペン大卒業生のビート集「PCM15 BEAT MUSICS/ペンギン音楽大学院2015年度ブラックミュージッククラス卒業制作集」が配信販売開始されます>mora、itunes storeなどでご購入いただけます。
*注)アルバム単位でのクレジットは「菊地成孔」となっています。これは担当者のミスです。速やかに各曲の作曲者名を明記致します
M-1 作者名 クルクルBeパーっぷ
楽曲名 「Automatic Colors」
M-2 作者名 森佑允
楽曲名「The Last Class ft N/K Tommy-H」
M-3 作者名 森佑允
楽曲名「The Last Class ft 菊地成孔 松i Dye-Kong 森佑允 Tommy-H」
M-4 作者名 森佑允
楽曲名「The Last Class」
M-5 作者名 森佑允
楽曲名 「Teacher ft sisterX N/K 菊地成孔」
M-6 作者名 森佑允
楽曲名 「Teacher ft 菊地成孔」
M-7 作曲者 松i
楽曲名 「Door」
M-8 作曲者 貴嶌田
楽曲名 「CAPTAIN & his SAX ft MC源①Low」
M-9 作曲者 貴嶌田
楽曲名 「CCCMMM ft MC源①Low」
M-10 作曲者 大和比呂志
楽曲名 「New York2997」
M-11 作曲者 大和比呂志
楽曲名 「New York2997 ft 菊地成孔」
M-12 作曲者 丸山桂
楽曲名 「○△」
M-13 作曲者 丸山桂
楽曲名 「SARU NO AYUMI」
「え?なにそれ?」というかたはアナタ管とヴェルヴェッツ&ニコで「粋な夜電波」の2月26日オンエア「ビートミュージックの現在」並びに3月18日オンエア「ペンギン音楽大学卒業制作特集」をご覧下さい。
<偽インスタグラム>