どうも、
管理者のNDです。
08月10日は、
糸島地震(1898)から121年です。
全国的に福岡県を震源とする地震は非常に少なく、
この糸島地震はかなり珍しい福岡県震源でM6.0を超える大地震になりました。
死者こそはありませんでしたが、低地である糸島市とその周辺は
水道などから地震前から前兆現象と思われる現地の情報もあるようですが、真偽は不明です。
その異常現象は、海水の異常や井戸水の増減があったと言われています。
尚、福岡県を震源とする大地震はこの糸島地震が最後で、
M6を超える直下型地震は、今日まで起きていません。
福岡県西方沖地震は、北西沖だったので除外されていますが、
この地震でさえも福岡で大きな地震を受けたのは100年越しの大地震とも言われていて、
福岡では地震災害と普段から無縁なこともあるがゆえ、突然起きる大地震のたびに
驚かれることが多いと言われています。21世紀初頭にこの大地震が起きて、
福岡県に防災意識を改めて植え付けられたのは、防災を真剣に考える世代に先駆けて
教訓になったものとも言えます。今となっては新たに得た震災の教訓を、
是非次に来るべき震災に備えていってください。
今回は、
「我々の知らない災害が起きている」をテーマにお伝えします。
自然災害に記録の残っているものは、過去にさかのぼれば遡るほど、
情報がどんどんスカスカになっていきます。今でこそ、ごく些細な情報さえも
Twitterを漁れば、目撃情報や揺れの状況がこと細かく分かるほどになりましたが、
当時はネットないのはもちろん、今よりも遥かに人口が少なかったため、
記録にほとんど残っていない震災・自然災害もあります。
噂程度のものになると、最早起きているかどうかさえ不明瞭な災害もありますが、
日本ではどの都道府県でもその地域、さらには地区ごとに1000年もあれば大災害が一度は
起きているものです。例えば今回の福岡でも地震はないにしても、更に遡ると
台風や寒波、豪雨などといった水害や冷害などは起きてるものだと推測できます。
特に昔は観測点もなかったため、よく観測史上初などと毎年騒がれていても
実際もっともっと観測点が当時からあり、かつもっと昔から情報が残っていたら
まだまだその地域で過去最高、経験したことのないレベルの自然災害ではないのかもしれません。
もちろん、一人一人の一生にはかなわない年月ではありますが、
地域が多くなるほど、1000年に1度という災害はどこかで起きるものです。
記録的短時間大雨情報などといった「数年に1度」「50年に1度」と呼ばれた災害は、
細かく分ければ実際にその通りなことも結構多いです。場所によっては本当に毎年起きていて
なんとなく説得力が欠けてきているものがありますが、
多くの人々はそもそもその数十年に1度の災害を経験したことがないはずですから、
決して客観視して高みの見物をしているわけにはいきません。
普段起きない場所で本当の豪雨が起きれば、頻繁に起きる地域よりも思わぬ形で被害が
拡大することはあります。意識を下げ過ぎないようにしてください。
尚、過去の災害だけでなく、現在でも我々の知らない所で自然災害の脅威と闘っている所も
あります。気象庁のページで多くの人は無関心ながらも毎日定時に更新しているものが、
海上の情報です。これは、漁師や海上自衛隊に向けて発している情報です。
台風警報、暴風警報や、うねり・濃霧などの情報が大まかに記されています。
この情報を活用している人がこれを読んでいる人がいるかはわかりませんが、
少なくとも陸地よりも厳しい自然の中で戦っている人がいます。
皆さんの家庭に魚があることは、この自然の脅威と闘い恩恵を得た漁師たちの素晴らしい活躍で
実現していることだということをたまには思い出してあげてください。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
明日は静岡県で発生した、駿河湾地震(2009)を紹介します。
管理者のNDです。
08月10日は、
糸島地震(1898)から121年です。
全国的に福岡県を震源とする地震は非常に少なく、
この糸島地震はかなり珍しい福岡県震源でM6.0を超える大地震になりました。
死者こそはありませんでしたが、低地である糸島市とその周辺は
水道などから地震前から前兆現象と思われる現地の情報もあるようですが、真偽は不明です。
その異常現象は、海水の異常や井戸水の増減があったと言われています。
尚、福岡県を震源とする大地震はこの糸島地震が最後で、
M6を超える直下型地震は、今日まで起きていません。
福岡県西方沖地震は、北西沖だったので除外されていますが、
この地震でさえも福岡で大きな地震を受けたのは100年越しの大地震とも言われていて、
福岡では地震災害と普段から無縁なこともあるがゆえ、突然起きる大地震のたびに
驚かれることが多いと言われています。21世紀初頭にこの大地震が起きて、
福岡県に防災意識を改めて植え付けられたのは、防災を真剣に考える世代に先駆けて
教訓になったものとも言えます。今となっては新たに得た震災の教訓を、
是非次に来るべき震災に備えていってください。
今回は、
「我々の知らない災害が起きている」をテーマにお伝えします。
自然災害に記録の残っているものは、過去にさかのぼれば遡るほど、
情報がどんどんスカスカになっていきます。今でこそ、ごく些細な情報さえも
Twitterを漁れば、目撃情報や揺れの状況がこと細かく分かるほどになりましたが、
当時はネットないのはもちろん、今よりも遥かに人口が少なかったため、
記録にほとんど残っていない震災・自然災害もあります。
噂程度のものになると、最早起きているかどうかさえ不明瞭な災害もありますが、
日本ではどの都道府県でもその地域、さらには地区ごとに1000年もあれば大災害が一度は
起きているものです。例えば今回の福岡でも地震はないにしても、更に遡ると
台風や寒波、豪雨などといった水害や冷害などは起きてるものだと推測できます。
特に昔は観測点もなかったため、よく観測史上初などと毎年騒がれていても
実際もっともっと観測点が当時からあり、かつもっと昔から情報が残っていたら
まだまだその地域で過去最高、経験したことのないレベルの自然災害ではないのかもしれません。
もちろん、一人一人の一生にはかなわない年月ではありますが、
地域が多くなるほど、1000年に1度という災害はどこかで起きるものです。
記録的短時間大雨情報などといった「数年に1度」「50年に1度」と呼ばれた災害は、
細かく分ければ実際にその通りなことも結構多いです。場所によっては本当に毎年起きていて
なんとなく説得力が欠けてきているものがありますが、
多くの人々はそもそもその数十年に1度の災害を経験したことがないはずですから、
決して客観視して高みの見物をしているわけにはいきません。
普段起きない場所で本当の豪雨が起きれば、頻繁に起きる地域よりも思わぬ形で被害が
拡大することはあります。意識を下げ過ぎないようにしてください。
尚、過去の災害だけでなく、現在でも我々の知らない所で自然災害の脅威と闘っている所も
あります。気象庁のページで多くの人は無関心ながらも毎日定時に更新しているものが、
海上の情報です。これは、漁師や海上自衛隊に向けて発している情報です。
台風警報、暴風警報や、うねり・濃霧などの情報が大まかに記されています。
この情報を活用している人がこれを読んでいる人がいるかはわかりませんが、
少なくとも陸地よりも厳しい自然の中で戦っている人がいます。
皆さんの家庭に魚があることは、この自然の脅威と闘い恩恵を得た漁師たちの素晴らしい活躍で
実現していることだということをたまには思い出してあげてください。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
明日は静岡県で発生した、駿河湾地震(2009)を紹介します。
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