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【自然災害メモリアル】第323回:福島県沖地震(2008)の日 [防災]タワーマンション在住者はより防災対策が必要

2019/07/19 23:00 投稿

  • タグ:
  • シリーズ:自然災害メモリアル
  • 防災
  • ND
  • BSC24
どうも、
管理者のNDです。

07月19日は、
福島県沖地震(2008)から11年です。

この地震は、M6.9の地震で津波注意報が発表され、
実際に石巻市など、東北の太平洋側で津波を伴う地震となりました。

岩手から栃木県まで、広い範囲で最大震度4を観測しましたが、
幸い、大きな被害などはありませんでした。


今回は、
「タワーマンション在住者はより防災対策が必要」をテーマにお伝えします。

よく話題になるタワマン住みは、高貴な方が多くて芸能人や著名人が住んでいる人が多いですが、
防災対策はそれだけしっかりしなければならないという所に意外なリスクが存在します。
特に東京でも高層階住みの方は結構な数が存在します。

もし、大地震に遭うと、倒壊こそはしませんがエレベーターが緊急停止して使えなくなったり、
ライフラインの故障などは直に影響を及ぼすことが多い点に弱い所があります。
今どきのタワマンも無防備ということはありませんが、マンションの設備に頼らずに
自助できるだけの備えが必要です。

最低でも3日の備蓄などとは言われていますが、タワマン在住者の場合、
人口が集中しますので各世帯がしっかり推奨される7日分ずつの備蓄をしておくことが重要です。

これまでにも紹介したように、大地震の中には局地的に大きな被害というケースも存在します。
タワマンは特に一極集中の塊といってもいい場所ですから、その地で何かがあった時は
一斉に被害を受けてしまいます。港区などは液状化現象などの懸念がある埋め立て地で
かつ地震が増幅しやすい地形でもあります。建物が損壊せずとも、大地震自体で
周辺の地域が大被害を起こしてしまいます。

また、帰宅困難者が一斉に帰宅するなどする場合は周辺の地域に人が溢れる可能性もあります。
広い道が確保されていても、歩道には人で溢れかえることは覚悟しないといけません。

特に多いのは、快適な空間から一気にどん底に突き落とされる可能性があるそのギャップは、
家賃暮らしなどをしている平均収入未満の人よりも、大きくなります。
備蓄に比較的余裕ある予算があるのなら、惜しまずしっかり蓄えておきましょう。

今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。


明日は福島県で発生した、福島県沖地震(2008)を紹介します。

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