どうも、
管理者のNDです。

6月10日は、
与那国島近海地震の日(1947)から72年です。

与那国島近海震源の地震は、浅いものもありますが
やや深発の70~100kmの地震も割と数多く発生しています。

今回のこの地震は、深さ96kmと深めの地震でありました。
与那国島など、先島諸島などで死者5人が出ましたがいずれも津波ではなく、
瓦の落下、地割れ・落石被害で亡くなられています。


今回は、
「肌身離さず身分証を持つべきか」をテーマにお伝えします。

今や避難の際に必ず持っていくものとして最も多いのは、お金よりも携帯・スマホと答える人が
多くなっていますが、お金はしっかり盗難対策をしていればある程度は安心です。
しかし、財布自体は持って行った方が良いものとしておくことは肯定します。

身分証は、自分の安否を示すときに自分を示すものになるので、
日常と同様、災害時でもよほど命の危険が切迫している状態でなければ
故意に持ち出すべきものとして、置いておくべきだと私は思います。

また、不幸にしてあなたが絶命した時も自分だと早期に身元が判明するので、
遺族に早く見つけてもらうなら、手ぶらで避難するよりかは自分だったことを証明するものを
肌身離さず持っておくことが大事になります。
ただし、本当に命が切迫している時は繰り返しますが無理して探す必要はありません。
大地震後に大津波の危険があるとか、氾濫発生間近の状態で、財布や身分証を探す余裕は
ありません。もし流出してしまっても、再発行することは可能ですが
非常に面倒な手続きが必要になってしまいます。
免許証や保険証がダメでも年金手帳、住基カード、学生証、クレカ、通帳、診察券、
なんでも構いません、自分だと証明できるものを最低一つは持っておきましょう。

ちなみに、保管の切り札として実は一生使わないであろう診察券ぐらいだったら、
冷蔵庫にでも入れておくという方法があります。冷蔵庫は閉め切ってさえいれば津波が来ても
家が燃えようとも生き残る家電で、意外に中の物を死守してくれるものです。
流石にアメリカのような核シェルターにもなれるわけではありませんが、
どうしても大切な身分証を一つはとっておきたい人には一つの手段と言えます。
キャッシュカードなどでも何でも構いません。
但し、自分がしまったことを忘れないようにはしてください。
また、定期的に取り出して使用した方が良いのは、以前にも紹介したバッテリーなどと一緒です。
自分の使い方を忘れない為という点でも時には物は動かしておきましょう。


今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

明日もどうぞお楽しみください。
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明日は高知に上陸した、平成16年台風4号(2004)の日です。