どうも、
管理者のNDです。
5月27日は、
岩舘地震の日(1704)から315年です。
M7.0という地震が青森・秋田県境近くの沿岸で発生したこの地震は、
死者70人以上を出す被害になりました。この地震で、深浦~滝の川では0.6~1.4mと推定される
津波が発生していた他、焼失した家屋も多数に及んでいます。
この岩舘地震については、10年前に発生した能代地震の復興後にまた襲った大地震となりました。
現在、「能代市」が現存していますが古来はこの地名は「野代」でした。
大震災が相次いだことから、悲嘆した被災者たちが「"野代"は、野に還る」という
もちろんオカルトな話なのですが、地震を恐れた住民が「能(ヨ)く代わる」という語呂合わせに
しようということで、"能代"という地名に変えられました。
偶然なのか、その改名をして以降、日本海中部地震まで今まで100年に何度かあった地震は
ピタリとやんだということです。もちろん、偶然ではあると思いますが、
地元の悲嘆が何か土地に共鳴させるものがあったのかもしれません。
今回は、
「地名に潜む古来の警告?」をテーマにお伝えします。
震災ものの番組などを見ていると、よく「地域」は、当時の人からの警告で、
住んでいる地域の危険度をつかさどる といったようなことを見聞きする人がいると思います。
実際に、これに関しては強ち嘘ではないことが多いです。
特に神奈川や静岡県ではサンズイのある地域名が多く、名前も「津」がついているなど、
津波を連想させるようなワードが、割と多くついていることがあります。
この地名というのは、古くからその地に災害が繰り返し発生していることを
物語る地名を名付けたという歴史は確かな場所もあり、全部ではありませんが
実際にその地では過去に大津波に見舞われていることが多いです。
ちなみにですが、今日は鎌倉大地震(1293)の日でもあります。
こちらは推定死者は数千~23000人前後というとんでもない大震災になっています。
大津波を始めとして、火事や山崩れ、液状化現象が起きて地割れも発生するなど
各地で様々な地震による被害に見舞われ、壊滅的な被害を出すこととなりました。
しかもこの時代は丁度鎌倉幕府の時代で、当然ながら人が多く住んでいた城下町も襲われました。
実際にこの地域も"湘南"と言われていて、確かに津波被害が繰り返し襲われた形跡のある地域です。
ですが、地名は津波だけを表すものではありません。3.11の気仙沼の時のように
津波の後、火の海になったように、当時の静岡県の海岸方面も大地震後に
大火災を生じた地域もあるようです。昔は火の手が回れば消防車などないので、
とにかく大火災になるのみでした。今ではあまり考えられませんが、
現代でも、大震災の幅が広がれば広がるほど、間に合わない地域というのはゼロではなくなります。
文明が進歩していますが、まだまだ限界がある発展途上の間であることを留意したうえで
震災時の二次被害・二次災害に用心して頂ければなと思います。
ちなみに、大昔の地名がポジティブな名前に改名された地域も過去に災害が起きたことを
物語っている場合があります。興味があれば調べてみて下さい。
例えば、広島の土砂災害現場も、古い地名が土砂災害を彷彿とさせるもので
警告をしていたと言われているようです。
また、川が埋め立てられた地域なども東京に存在します。
こちらも興味があれば是非探してみて下さい。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
【追記】
最近ブロマガを毎日閲覧されて頂けるのは大変嬉しい限りですが、
メールの配信等されてもいないのに、1分程度ですぐに報告フォームを送る方がいらっしゃいます。
先に言うと、ブロマガの反映時にどうしても数十秒~数分の誤差が生じることはあります。
間に合わない時は、21時のアナウンスの段階で私がすぐに遅れる旨を言いますので
書きかけに関して、即時の報告はしないでもらいたいです。
あくまで"無料"のブロマガですから、軽い事故などはスルーしてもらって大丈夫です。
神経質にされると、かえってこちらのモチベーションを失います。
今後は、基本的に21時時点で、自分が不在の状態でブロマガが未完成の状態で
公開されている場合か、メール誤配信された場合に、フォームで送信して頂けるので大丈夫です。
誠に勝手ではございますが、ご協力お願いいたします。
管理者のNDです。
5月27日は、
岩舘地震の日(1704)から315年です。
M7.0という地震が青森・秋田県境近くの沿岸で発生したこの地震は、
死者70人以上を出す被害になりました。この地震で、深浦~滝の川では0.6~1.4mと推定される
津波が発生していた他、焼失した家屋も多数に及んでいます。
この岩舘地震については、10年前に発生した能代地震の復興後にまた襲った大地震となりました。
現在、「能代市」が現存していますが古来はこの地名は「野代」でした。
大震災が相次いだことから、悲嘆した被災者たちが「"野代"は、野に還る」という
もちろんオカルトな話なのですが、地震を恐れた住民が「能(ヨ)く代わる」という語呂合わせに
しようということで、"能代"という地名に変えられました。
偶然なのか、その改名をして以降、日本海中部地震まで今まで100年に何度かあった地震は
ピタリとやんだということです。もちろん、偶然ではあると思いますが、
地元の悲嘆が何か土地に共鳴させるものがあったのかもしれません。
今回は、
「地名に潜む古来の警告?」をテーマにお伝えします。
震災ものの番組などを見ていると、よく「地域」は、当時の人からの警告で、
住んでいる地域の危険度をつかさどる といったようなことを見聞きする人がいると思います。
実際に、これに関しては強ち嘘ではないことが多いです。
特に神奈川や静岡県ではサンズイのある地域名が多く、名前も「津」がついているなど、
津波を連想させるようなワードが、割と多くついていることがあります。
この地名というのは、古くからその地に災害が繰り返し発生していることを
物語る地名を名付けたという歴史は確かな場所もあり、全部ではありませんが
実際にその地では過去に大津波に見舞われていることが多いです。
ちなみにですが、今日は鎌倉大地震(1293)の日でもあります。
こちらは推定死者は数千~23000人前後というとんでもない大震災になっています。
大津波を始めとして、火事や山崩れ、液状化現象が起きて地割れも発生するなど
各地で様々な地震による被害に見舞われ、壊滅的な被害を出すこととなりました。
しかもこの時代は丁度鎌倉幕府の時代で、当然ながら人が多く住んでいた城下町も襲われました。
実際にこの地域も"湘南"と言われていて、確かに津波被害が繰り返し襲われた形跡のある地域です。
ですが、地名は津波だけを表すものではありません。3.11の気仙沼の時のように
津波の後、火の海になったように、当時の静岡県の海岸方面も大地震後に
大火災を生じた地域もあるようです。昔は火の手が回れば消防車などないので、
とにかく大火災になるのみでした。今ではあまり考えられませんが、
現代でも、大震災の幅が広がれば広がるほど、間に合わない地域というのはゼロではなくなります。
文明が進歩していますが、まだまだ限界がある発展途上の間であることを留意したうえで
震災時の二次被害・二次災害に用心して頂ければなと思います。
ちなみに、大昔の地名がポジティブな名前に改名された地域も過去に災害が起きたことを
物語っている場合があります。興味があれば調べてみて下さい。
例えば、広島の土砂災害現場も、古い地名が土砂災害を彷彿とさせるもので
警告をしていたと言われているようです。
また、川が埋め立てられた地域なども東京に存在します。
こちらも興味があれば是非探してみて下さい。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
【追記】
最近ブロマガを毎日閲覧されて頂けるのは大変嬉しい限りですが、
メールの配信等されてもいないのに、1分程度ですぐに報告フォームを送る方がいらっしゃいます。
先に言うと、ブロマガの反映時にどうしても数十秒~数分の誤差が生じることはあります。
間に合わない時は、21時のアナウンスの段階で私がすぐに遅れる旨を言いますので
書きかけに関して、即時の報告はしないでもらいたいです。
あくまで"無料"のブロマガですから、軽い事故などはスルーしてもらって大丈夫です。
神経質にされると、かえってこちらのモチベーションを失います。
今後は、基本的に21時時点で、自分が不在の状態でブロマガが未完成の状態で
公開されている場合か、メール誤配信された場合に、フォームで送信して頂けるので大丈夫です。
誠に勝手ではございますが、ご協力お願いいたします。
コメント
コメントを書く