どうも、
管理者のNDです。

4月14日は、
熊本地震(2016)から3年です。

早いものですが、もうあの地震から3年が経とうとしています。
この記事が公開する時間は21時ですが、その26分後にこの大地震は発生しました。
当時、熊本でこれだけの大地震が起きるとは誰も想像していなかったと思いますが、
九州の中部にもしっかりと活断層は存在していることを知らされ、同時に九州という、
地震よりも火山・台風の方が多いとイメージされるこの地域で、
大地震にも見舞われたことは、「日本はまさにどこでも地震が起きる」ということを、
ハッキリと証明される地震となってしまいました。

この地震は最終的にM6.5とされ、死者も一連の地震を合わせると258人に上る死者が出ました。
そして速報値から、"最大震度7"が出た史上2回目の地震にもなります。※1回目は3.11

国道や高速道路は落石や土砂災害で通行止めになり、交通機関に影響が出たほか、
翌15日のニュースでは、マンションに亀裂が入ったことを大きく報じている民放もありました。

その後の地震活動も非常に活発で、

この地震は、BSC24でも放送中に大地震が発生しましたので、しっかり記録に残っています。
ニコニコ: https://www.nicovideo.jp/watch/so28640828
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=_2hKGcjpeNI

そしてこの地震は特にBSC24にも非常に大きな影響を与えた地震になりました。
この地震を機に、YouTubeでのBSC24認知度が急上昇し、
ニコニコの一般会員の不遇さもあって、ここから逆転し始めた時にもなります。
熊本地震は、良い意味でも悪い意味でもBSC24の歴史を大きく変えました。

今回は、
「震災は日本の歴史さえも変える」をテーマにお伝えします。

この放送の歴史を変えたように、大震災という一たび起きれば甚大な破壊力を持つ
自然災害は、日本や世界の歴史を変えてしまうことだって当然あり得ます。

防災に関心が湧く意味では良いですが、多くの場合は悪い方向に向かうことが多いです。
それが良いことか悪いことかはわかりませんが、大地震は政治がしっかりしているかどうかが
試される時でもありますから、汚職に塗れた状態であるならば本性がすぐにわかってしまうという
意味では、日本が震災に強い状態か弱い状態かが、政府の対応の早さ・強さにかかってきます。

古い日本の経済や歴史面を見ると、地震ではありませんが冷害に見舞われたことで
農民一揆などで政府に氾濫が起きるなどして、大きく歴史に携わった例もあります。

また、天正地震などは、典型的に災害が乱世を更に掻き混ぜたともいえる震災で、
有力な武将が城ごと落ちるということがありました。

近代では、地震が起きるたびに安全性に対して更なる見直しが強まっていくこともあります。
地震は特にその風潮が強く、目立った地震のたびに建築基準が改正されていきます。
噴火の時にも同じようなことが言えますが、やはり意識を変えるという意味では、
頻度的にも震災が最も多いです。

しかし、震災は時代によって被害の出方は年々変わっていくものです。
明治~昭和の時代は、圧倒的に都市部でも火災が代表的で
関東大震災でも火災旋風を始めとするものでしたが、
昭和を過ぎて平成になると、阪神淡路大震災では停電からの通電火災や、
高速道路の不正利用などといったことが注目され始め、
平成後期の東日本大震災や熊本地震になると、当時からもあった風説流布は"デマ"として、
地域的なものから、ネット上で全国・全世界で嘘が広まるようになってきて
実際にそれに関連した迷惑・被害というのもあります。

"大地震"は同じものかもしれませんが、被害の起き方というのは全く異なります。
震災が歴史を変え、次の震災でまた同じことを起こすわけではなく、
時代に沿った新しい歴史の変え方が生まれてきます。

次の震災がどのような形になるか、
予想をしながら防災に手を加えたり、関心を持ってみると良いかもしれません。


今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。