どうも、
管理者のNDです。
4月4日は、
永正熊野地震(1520)から499年です。
三重から和歌山にかけての紀伊半島最奥部で発生した、M7~M7.5の大地震です。
浜ノ宮寺などが潰れ、熊野浦々では民家が流出するなどしています。
また、紀伊半島南部震源での地震でしたが、京都府内でも被害があり、
いわゆる皇居といった天皇の居住処にあたる、禁中の築地も損壊する被害がありました。
ただし、民家の流出に関しては諸説があり、津波被害ではなく地震と同時期に来た
暴風雨であった可能性があるという指摘もある為、定かではありません。
しかし、もし後者である場合は地震が起きたことで複合災害になったということになります。
この地震で何人もの方が亡くなったのかは不明ですが、さぞ大きな被害だったと言えます。
今回は、
「自然災害で死者0の年はない」をテーマにお伝えします。
地震・台風・雷雨や、災害級と言われる異常気温など、昨今様々な自然災害に見舞われる
日本では、毎年自然災害による死者は出ています。
とは言っても、正直言ってしまうと交通事故よりは平均では死者数は少ないものです。
毎年4000人前後の人が死亡しているのですから、普段から注意すべきはそっちの方なのですが、
時として自然災害は突拍子もなく何千人という生命を奪うこともあるからこそ、
恐ろしいものと言えます。
自然災害は交通事故程ではありませんが、死者が出なかった年がありません。
戦後からの統計を見る限り、必ず最低でも二桁以上の死者が出ています。
尚、最も一番死者が多かったのは戦後では圧倒的に東日本大震災のあった2011年です。
次点は、阪神淡路大震災のあった1995年、
3位が終戦時に三河地震や枕崎台風のあった1945年となっています。
上位はほとんどが大地震と強大な勢力による台風によるものが死者の大半を占めています。
一方、最も死者が少なかった年は、1992年ですがこれでも19人の死者が出ています。
2番目は1994年と2007年が同数で39人、そしてその次点が2002年の48人です。
※警察庁資料・日本気象災害年報・防災白書より
決して災害が無さそうな年でも、自然界は様々な形で人の命を脅かす災害は起きています。
毎日とまでは行かなくても、いつどこで家族・親族の命が奪われるかわかりません。
数十~数百の少ない年でもその数字が貴方になってしまう可能性は、
宝くじと同じ確率のようなものです。そして何よりも生き地獄と言われるように、
死者数の100倍以上の数値が被害を受ける人数です。
東日本大震災なら、少なくとも200万人以上の人が被災をしているわけですから
そうなると決して一生のうちに遭う確率は低いものではありません。
日本に住んでいるからには、自然災害の被害に遭った時のことを知り、
どうするか備えなければなりません。自分の場所は決して安全地帯・無縁な地とは
一切思ってはいけません。頻度が高くなくても良いですが、定期的に家族や仲間と積極的に
話題を出して真剣に考えてみると良いです。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
管理者のNDです。
4月4日は、
永正熊野地震(1520)から499年です。
三重から和歌山にかけての紀伊半島最奥部で発生した、M7~M7.5の大地震です。
浜ノ宮寺などが潰れ、熊野浦々では民家が流出するなどしています。
また、紀伊半島南部震源での地震でしたが、京都府内でも被害があり、
いわゆる皇居といった天皇の居住処にあたる、禁中の築地も損壊する被害がありました。
ただし、民家の流出に関しては諸説があり、津波被害ではなく地震と同時期に来た
暴風雨であった可能性があるという指摘もある為、定かではありません。
しかし、もし後者である場合は地震が起きたことで複合災害になったということになります。
この地震で何人もの方が亡くなったのかは不明ですが、さぞ大きな被害だったと言えます。
今回は、
「自然災害で死者0の年はない」をテーマにお伝えします。
地震・台風・雷雨や、災害級と言われる異常気温など、昨今様々な自然災害に見舞われる
日本では、毎年自然災害による死者は出ています。
とは言っても、正直言ってしまうと交通事故よりは平均では死者数は少ないものです。
毎年4000人前後の人が死亡しているのですから、普段から注意すべきはそっちの方なのですが、
時として自然災害は突拍子もなく何千人という生命を奪うこともあるからこそ、
恐ろしいものと言えます。
自然災害は交通事故程ではありませんが、死者が出なかった年がありません。
戦後からの統計を見る限り、必ず最低でも二桁以上の死者が出ています。
尚、最も一番死者が多かったのは戦後では圧倒的に東日本大震災のあった2011年です。
次点は、阪神淡路大震災のあった1995年、
3位が終戦時に三河地震や枕崎台風のあった1945年となっています。
上位はほとんどが大地震と強大な勢力による台風によるものが死者の大半を占めています。
一方、最も死者が少なかった年は、1992年ですがこれでも19人の死者が出ています。
2番目は1994年と2007年が同数で39人、そしてその次点が2002年の48人です。
※警察庁資料・日本気象災害年報・防災白書より
決して災害が無さそうな年でも、自然界は様々な形で人の命を脅かす災害は起きています。
毎日とまでは行かなくても、いつどこで家族・親族の命が奪われるかわかりません。
数十~数百の少ない年でもその数字が貴方になってしまう可能性は、
宝くじと同じ確率のようなものです。そして何よりも生き地獄と言われるように、
死者数の100倍以上の数値が被害を受ける人数です。
東日本大震災なら、少なくとも200万人以上の人が被災をしているわけですから
そうなると決して一生のうちに遭う確率は低いものではありません。
日本に住んでいるからには、自然災害の被害に遭った時のことを知り、
どうするか備えなければなりません。自分の場所は決して安全地帯・無縁な地とは
一切思ってはいけません。頻度が高くなくても良いですが、定期的に家族や仲間と積極的に
話題を出して真剣に考えてみると良いです。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
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