●サムスン(ドコモ)
●予想実売価格 6万円台後半(端末の新規一括購入額から24ヵ月ぶんの“月々サポート”を引いたもの)
●10月下旬発売予定(ブラック)、11月中旬発売予定(ホワイト)
美麗な大画面で生きるサブ画面と極上ペン
正面から右側面までカーブを描いてボディーをおおう有機ELが特徴の5.6インチスマートフォン。右の曲面部分は“エッジスクリーン(160×2560ドット)”と呼ぶサブ画面で、アプリ操作中でも着信通知やショートカット、専用アプリをスワイプで切り替えて表示・操作できる。
側面の活用でプレビューが見やすい ↑カメラアプリでは、シャッターや設定アイコンを側面に配置。プレビュー画面を広く確保している。メイン画面にかぶらずにいつでも操作でき、正面から見ても文字はちゃんと読める。動画視聴時やアプリ操作中の場合、サブ画面は自動的に消えるので誤操作の心配はない。
Noteシリーズで好評の筆圧対応“Sペン”を内蔵。
本体下部にペンを内蔵 ↑ペン側面には滑り止めがあり握りやすい。ペンは適度な太さと長さがあり、前モデルに比べ感度が向上したことで、軽い筆圧でも自然な線が書きやすくなった。メイン画面の解像度はフルHDからWQHD(1440×2560ドット)に向上。ペンの傾きや回転検知も加わって、より思い通りの筆跡を残せるようになっている。
情報を見ながらメモを取れる"マルチウィンドウ"機能 ↑操作中のアプリの下にもうひとつアプリを起動できる“マルチウィンドウ”。閲覧中の内容をプリインストールの『Evernote』などで、すぐメモとして書き写して残せる。ウインドーの表示割合を変えることも可能だ。 最大120度のワイド自分撮り ↑インカメラは広角レンズを搭載。パノラマ撮影ふうに最大約120度の広角撮影も可能で、まわりの風景ごとセルフィーできる。 チップセットは高速なSnapdragon805(2.7GHz、4コア)を搭載。CPUベンチ『Geekbench3』のスコアーは3208と、『iPhone6 Plus』の2670を大きく上回る実力。バッテリーは本体サイズの割には3000mAhとやや少なめだが、YouTube連続再生で6時間33分と、ハイエンドスマホとしては平均的だが十分な駆動時間。
アイディアや気になるニュースを、Sペンと鮮やかな大画面で素早く管理できるのは魅力的。スマホを仕事で活用しているビジネスユーザーに特にオススメしたい端末だ。
●おもなスペック
CPU APQ8084(2.7GHz、4コア)
ディスプレー 5.6インチ有機EL
(1440(+160)×2560ドット、539dpi)
メモリー/ストレージ 3GB/32GB
カメラ 約1600万画素
(インカメラ約370万画素)
通信機能 VoLTE、LTE、3G、IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth4.1、NFCほか
バッテリー容量 3000mAh
インターフェース マイクロUSB、マイクロSDXCカードスロットほか
OS Android4.4
サイズ/重量 約82(W)×8.5(D)×151(H)mm/約177g