『Moneytree』
バージョン:1.6
価格:無料
(バージョンと価格は記事作成時のものです)
(c)Moneytree
みなさま、こんばんは。いまは週刊アスキーの吉田でございます。さて、本日は愛用しているiOS専用の資産管理アプリ『Moneytree』で交通費精算を劇的に効率化させる方法をご紹介します。
交通費の支払い手段としては、首都圏では特にSuicaやPASMOなどのチャージ型のICカードが主流ですね。
Android端末であれば、モバイルSuicaを利用することで履歴を端末で参照できるので便利ですが、未来永劫フェリカを搭載しないと思われるiPhoneでは使えません。
PASMOはというと、モバイル版はありませんし、ウェブサイトで履歴を確認できるサービスもありません。
そこでお勧めしたいのが『SMART ICOCA』です。JR西日本が提供しているICカードサービスですが、SuicaやPASMOのエリアでもそのまま使えます。デメリットは、JR西日本エリア外ではオートチャージができない、JR西日本エリア外で購入するには郵送で申込用紙と必要書類一式を送る必要がある、という2点。交通費精算がラクになるなら、完全に無視していいデメリットですね。
このSMART ICOCA、ウェブサービスが充実しており、パソコンやスマホで利用履歴をチェックできるんです。ウェブサービスで履歴が見られるということはMoneytreeの出番ということです。
Moneytreeはもちろん対応しており、設定を済ませれば利用履歴が一目瞭然。SMART ICOCAに交通費精算用のICカードとして利用すれば、精算漏れも防げるはずです。
首都圏では、消費税アップの際に1円単位で交通運賃の改定が実施されたので、日ごろから正確な経費精算を心がけているみなさんにとってこれは、ヤバイほどうれしいですね。
ただし、履歴の反映には数日かかります。具体的には、JR東日本などのSuicaエリアは翌日夜、東京メトロや首都圏の私鉄などのPASMOエリアは翌々日夜に履歴が反映されていました。このあたりは、利用時間によって変わるかもしれませんね。
なお、すでにモバイルSuicaを利用しているAndroid端末やガラケーがあれば、モバイルSuicaのIDとパスワードをMoneytreeと連携させることで、iPhoneで使用履歴を参照することは可能です。まぁ、スマートではありませんが。
さて、Moneytreeは預金/貯金口座やクレジットカードの使用履歴などを管理できるアプリですが、現在では大幅にバージョンアップを果たしており、電子マネーや各種ポイントも一元管理できます。現代社会は、各種カードを複数枚持ち歩いてポイントをためるというのが当たり前ですが、Moneytreeを導入することで、ポイントを無駄なく有効に使うことができるはずです。
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