“サファイアガラス”って? という方もいらっしゃるかもしれませんので、念のため。ひと言で表わせば「まぁ絶対に傷つかないでしょうな」的ガラスにございます。せっかく買ったガラスフィルム、割ってしまったり、端っこが欠けてしまったり、よく見ると線傷がいっぱいだったなんて経験、あるんじゃございませんか?
iPhoneの大事なところはサファイアガラス ↑iPhone 5sのメインカメラのレンズやTouch IDのセンサー部などは、サファイアガラスが採用されています。ほか、高級腕時計の風防ガラスにもサファイアガラスが用いられています。次期iPhoneは全面サファイアガラスなんてウワサもございますが、ん~コスト的に実現するかしら。して、どのくらい硬いのか? あてしのアソコすら適わないほどよ。なんせ……。
ダイヤでしか傷つけられない硬さ ↑市販のガラスフィルムはよく“9H”と記されていますが、これは鉛筆の硬度で、鉱物の硬さを示す“モース硬度”で表わすと“4”。ナイフの刃が“5.5”、サファイアガラスは“9”ですから、ダイヤモンドでしか傷つけられないということになります。半信半疑なあんたはんのため、実証してみましょうかね。
実証実験 ↑右は“9H”のガラスフィルムで、左がサファイアガラス。サファイアガラスに刃を立てても“にゅるん”ってすべってしまいました。刃が立たないとは、まさにこのこと。 紙ヤスリで擦っても意味ナシ ↑“9H”のガラスフィルムだとあっと言う間に擦り傷がついてしまうのに、サファイアガラスだと、まるで柔らかい布でぬぐっているような感覚に。信じられない方は、以下の動画をご覧ください。手加減、いっさいしておりません。動画前半で擦っているのが通常の9Hのガラスフィルムで、後半に出てくるのが本製品すなわちサファイアガラスにございます。前者は“みこすり半”程度でイッちゃってますが、後者はまったく大丈夫なのをご確認ください。もちろん同じハンドパワーでやってますよ。
サファイアガラスといっても、貼り方は従来のガラスと一緒です。硬いので貼りやすいですが、そのぶん剥がしにくいので慎重に。
さっそく貼ってみましょう ↑パッケージの中身でございます。 ↑保管用のプレートに貼ってあります。 ↑剥がすときはガラス本体ではなくプレート側を曲げるようにしましょう。 上部の穴をガイドに ↑フロントカメラ部もくり抜かれているので、上部をガイドに上下左右の空きを等しく調整していき、置くように貼り付けます。 ↑フロントが白いiPhoneだと、光の反射でホーム(Touch ID)ボタンをガイドにしにくいので注意。左右を調整する感じでアプローチするといいでしょう。貼り直しできますが、硬いので剥がしにくく、シリコン層を痛める恐れがあるので、できる限り一発でキメたいところ。 フルサファイアのiPhone 5s ↑前面フルサファイアガラスのiPhone 5sの完成! 一生モノですな(iPhone 5sを一生使うかどうかは別問題です)。厚みは0.4ミリ、シリコン層込みで約0.5ミリと、いまどきのガラスフィルムと比較すると倍ほどありますが、これは現時点でのサファイアガラス極限の薄さだそうです。ラウンドエッジ加工が施されておりますので、フィット感はバッチリです。
横から見てみましょう。なかなかの一体感。
使用感はどうでしょう。透明度はガラスなのでバッチリですが……。
ツルツル感は… ↑ツルツルですが、少々指紋が残りやすい……といいますのも、サファイアガラスの場合、最近のガラスフィルムで行なわれている ”フッ素の焼き付け”による加工が性質上、困難なのです。ですので、ガラスから移行された方は当初、指の滑りが悪くなったという印象を受けるかもしれません。 フッ素液を塗ればカンペキ ↑フッ素液は付属しませんが(アスキーストアでの単体のお取り扱いもございません)、これを手塗りすることで、最近のガラスフィルム同等の抗指紋・ツルツル仕様にできます。ほとんどの方は気にならないと思いますが、ここまで熱心に読んでるような方は、気にされる方でしょうから……。フッ素の塗り方はコチラの記事の後半をご参考ください。
どんな人向けかというと…
“絶対に傷つかない”ガラスにして、もう二度とiPhoneにガラスを貼る作業をしたくない方、また、究極の安心を得たい方向けの製品と言えます。薄さを追求される方は、従来のガラスフィルムで。指のすべりという点も、フッ素の焼き付け処理が行なえるこれまでのガラスのほうが上ではあります。ただ、これは前述の通り、市販のフッ素液でクリアーできる問題です。Touch IDだけでなく前面をフルサファイアにして自慢したい方もどーぞ。よく画面を下向きにして置く人にもオススメです。
あ、お値段まだお伝えしておりませんでしたね。「でもお高いんでしょう?」と何度も聞こえてまいりましたが、そりゃ高級なサファイアガラスですから……。ただ、最初トリニティのH社長に本商品のお話しを伺った際は、1万円を切れるかどうかというお話しでしたので、ずいぶん頑張った価格だと思いますよ。さらに、アスキーストアでは500円引きのクーポンもご用意。買えますぜダンナ、奥さんに相談しなくても。ぜひストアでご確認ください。あ、大事なコト忘れてました。コチラ“数量限定”商品でございます。この機会を逃すと一生手に入りません。お急ぎくだされ。
アスキーストアならクーポンコードで500円引き!
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(使用期限は6月3日午前10時まで)
クーポンの使い方はコチラ