アスキー編集部 ニコニコ出張ブログ

iPad AirやAndroidタブレットで使いたいドキュメントスキャナー3選

2014/02/06 19:00 投稿

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■タブレットからの操作で書類を手早く電子化したい!

 複数の紙を一度にセットし、まとめてスキャンできるドキュメントスキャナーは、書類の電子化に必須のアイテムです。以前はPCにインストールしたソフトからしか利用できませんでしたが、無線LANの搭載やクラウドストレージへの対応などにより、タブレットからでも利用できるようになってきています。ここでは、数ある製品の中でも、とくにタブレットからの利用に強い製品を紹介していきます。

多彩な保存先を選べるコンパクトモデル
ADS-1500W
●ブラザー
●実売価格 3万2000円前後

ドキュメントスキャナー

SPEC
読み取り速度 両面 18枚/分
給紙可能枚数 20枚
対応モバイル Android、iOS
サイズ/重量 285(W)×103(D)×84(H)mm/約1.6kg

 タッチ対応2.7インチ液晶を搭載し、無線LANなどの設定を本体だけでできるのが便利。スキャンした書類の保存先はPCやタブレット、USBメモリー、クラウドストレージ、メール送信など、幅広く対応する。独自クラウドサービスで『スキャンtoOffice文書』を使えばOCR処理も可能。

ペーパーレス化・通信簿

ドキュメントスキャナー

 アプリから設定できる項目は“原稿サイズ”と“スキャン画質”のみ。画質も3種類しか選べず、必要最小限といったところ。そのかわり操作はシンプルで、使いやすい印象。USBメモリーや各種クラウドへ直接保存できるため、PCやタブレットを用意しなくていいというのが便利。


タブレットと直接つながる無線LANを装備
DS560
●エプソン
●実売価格 4万4000円前後

ドキュメントスキャナー

SPEC
読み取り速度 両面 26枚/分
給紙可能枚数 50枚
対応モバイル Android、iOS
サイズ/重量 297(W)×152(D)×154(H)mm/約2.6kg

 毎分26枚という高速スキャン能力と、最大50枚までセットできるADFを装備。スキャン中でも原稿を継ぎ足せるため、50枚を超える書類も最短時間で電子化できるのが魅力だ。無線LANは“APモード”をもち、タブレットと直に接続可能。無線LANルーターのない場所でも利用できる。

ペーパーレス化・通信簿

ドキュメントスキャナー

 専用アプリは設定項目こそ多いが、傾き補正やコントラストといった補正機能は使えず、その点はPCからの利用と比べて見劣りしてしまう。無線LANは“APモード”を使うとタブレットと直接接続できるため、移動先の会議室など、ルーターのない環境でも使えるという点は強みだ。


定番シリーズのフラッグシップモデル
ScanSnap iX500
●PFU
●実売価格 4万4000円前後

ドキュメントスキャナー

SPEC
読み取り速度 両面 25枚/分
給紙可能枚数 50枚
対応モバイル Android、iOS、Kindle
サイズ/重量 292(W)×159(D)×168(H)mm/約3kg

 新開発の画像処理エンジン“GI”プロセッサーを採用し、高画質と高速性を両立。また、超音波式のセンサーを搭載し、紙の重なりを厳密にチェック。スキャンミスを未然に防いでくれるのがうれしい。付属ソフトが多く、OCRから名刺管理、PDF作成の『Adobe Acrobat Standard』などを同梱。

ペーパーレス化・通信簿

ドキュメントスキャナー

 スキャンが速いだけでなく、騒音も小さく、大量の書類の電子化に向く。他機種同様、タブレットでの傾き補正はできないが設定画面は項目が多めで、画質やモード、ファイル形式だけでなく、ファイルサイズの設定もできる。また、メイン画面にファイルが一覧表示され、チェックしやすい。


※1 スキャンにかかる時間は、タブレット(Nexus7)を使い、20枚の原稿をPDFファイルとして保存できるまでにかかった時間。原稿はイラストや写真が入ったビジネス文書。スキャナーの設定はカラー、300dp(i スーパーファイン)に設定。1台の802.11n対応無線ルーターに、スキャナーとタブレットのみを接続した状態で、計3回計測した平均を求めた。
 

 というわけで、無線LAN対応のドキュメントスキャナー3機種を取り上げていろいろ触ってみました。今週発売の週刊アスキー2/18-25合併号では、『超ペーパーレス最前線』と題し、タブレットとスキャナーとクラウドで実現できるペーパーレスの世界について特集しています。最新注目スキャナーやクラウドサービスの紹介はもちろん、最新アプリを使った手軽な電子化方法なども紹介しています。ぜひご覧ください!

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