梅太郎 のコメント

読売はどう書いているか? 最高裁が1992年の四国電力伊方原発訴訟判決で、原発の安全審査は「行政側の合理的な判断に委ねられている」との見解を示したことを踏まえて、「高度な専門性が認められる原発の安全判断で、司法は抑制的であるべきだとする判例は、その後の判例で踏襲されてきた」と書き、今回の決定で、規制委の策定手法に対して「非常に不安を覚える」としたことに対して、「原発にゼロリスクを求める姿勢がうかがえる」と批判している。そして、「裁判所には冷静で公正な判断を求めたい」と書いている。福島であれだけの大惨事を目の当たりにし、今なお多くの人が避難生活をよぎなくされる状況下で、原発に「ゼロリスク」を求める姿勢を非難するとは。さらに、原発稼働にも「統治行為論」を持ち出した。ここまで国の原子力行政にコミットする読売とは、どういう会社なのだろうか?(以上 10日の社説より)

No.5 105ヶ月前

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