つぼきち のコメント

17年前ですが、私は20代前半で
田舎の教育委員会にいました。
当時の左翼的な空気っていうのは、独特で、
教員は平然と国歌斉唱を拒否し、
国旗掲揚を拒否するような
異様な時代でしたね。
従軍慰安婦の記述が教科書に載るほどの、
左翼の圧倒的な物量戦の前に、
保守系の論客はほぼ何の影響力もありませんでした。
あと、「公」という概念がまるで無い世界でしたよね。
「個性」重視の教育でしたし。

その後、『戦争論』という核爆弾がさく裂して世の中は
一変するわけですが。

私は当時、社会適応が苦手なタイプで、
社会に生きづらさを感じていました。
辛い孤独な職場生活をしていましたね。
或る時、先輩職員に誘われて(騙されて)、
自己啓発セミナーに行きました。
明るく笑顔のよい若者たちが
語りかけてきます。貴方は「個」が弱いから
苦しいのであって、「個」を強くすると
社会に負けないといいうんです。
貴方も変われるってね。
私たちみたいになれるってね、
それで胡散臭いと思いながらも
自分の可能性を信じて
自己啓発セミナーにどっぷり嵌りました。
散々金を払い、毎日夜までセミナー通い
「個」が強くなれば楽になれると一生懸命でしたね。
そうして勧誘やら何やらさせられ忙しい時でした

たまたま入った書店に小林先生の『戦争論』が
平積みしてありまして、歴史好きだったこともあり
絵解き漫画かと勘違いして買って帰りました。
自宅で読んでみると、公と個の関係が書かれてあり、
「個」を突き詰めれば、
根無し草になると書いてあるではないですか!
自分の今の状態に似ていると直感しましたね。
「個」が弱いから苦しいのではなく
「個」を突き詰めすぎて、
私は根無し草になっていたんですよ。
それで、孤独で辛かったんですよ。

私には小林先生の『戦争論』が現代の預言書か
福音書に見えましたね。
私に必要なのは「公」だということに気が付きました。
その「公」って、先祖との縦の軸だったり伝統だったりに
立脚した、歴史軸で、日本は大東亜戦争でそれが
分断されていると、読み取れました。

私は数日して自己啓発セミナーに行き、
二度と来ないと宣言してやめました。
小林先生の『戦争論』が無かったら散財し
勧誘地獄につかれ、野垂れ死にしていました。
はっきりいって小林先生に救われましたね。

それから、自分には、小林先生のような
常識力が無いと痛感し、旧ゴー宣シリーズを
書店でまとめ買いして、一気に読みふけりました。
小林先生のすごさは、常識とバランス力です。
すごい大人(プロ)っているんだなと思い知りましたね。
小林先生のすごさを盗もうと必死でした。
私の心の父親は小林先生なのかもしれません。

その後の小林先生の従軍慰安婦問題や
親米ポチとの論戦は
皆さんのほうが詳しいと思います。

その後東日本大震災に遭遇し、原発問題やら
避難者受け入れやらで暫く小林先生から離れていました。

私は昨年度からまた教育委員会に戻ってきたのですが
現場は様変わりです。

最近少し時間がとれるようになったのでmixi
なんかにも出没しているんですが、
そこで、ネトウヨという存在をしりましたね。
他人のmixi日記などに絡んできます。
在日の方をを平然と差別し、安部自民党の
狂信者ばかりです。安部首相を批判すると
「売国奴」呼ばわりされる。小林先生の言う
恐米左翼集団です。

まるで、教育委員会でやり合った左翼そのもの
空気と戦っている気分でしたね。

こんなバカな恐米左翼がなんで、力をつけているんだと
正直不思議でしたね。それで再び小林先生のブログを訪れて
情報収集しているうちに、ライジングに参加して今に至るです。

『新戦争論1』で私のように、
救われる若者が現れることを期待しております。

No.64 119ヶ月前

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