Fireyusuke のコメント

今週の配信、さすが小林先生、卓越した慧眼と論理展開に恐れ入ります。
私ごときが評価するのは不遜ながら、本当に見事な考察でありお見事の
一言に尽きます。

その上で是非一つ問題提起させて頂きたいです。

今回の安倍政権の対応は一旦置いておくとして、現在の「イスラム国」
についての我が国の対応はひたすら傍観を決め込んで一切関わらない、
というスタンスを貫くことが正解だったのでしょうか?

現地での狂喜に溢れた非人道的な数々の立ち振る舞いは、日本人の
価値観として到底容認できるものではなく、「ヒドイ奴らだな」
と思うのは当然だと思います。

「イスラム国」を初めとする中近東の現在に至るまでの大変複雑な経緯は
ある程度理解しているつもりであり、単純な善悪二元論ではないと理解
しつつも、そこで暮らす方々が虐殺されたり、人質殺害シーンをネットで
世界中に発信する状況を見るにつけ本当に気が滅入ってしまいます。

覚悟もなく宣戦布告してしまうことは論外としても、我が国のスタンス
として、ひたすら傍観を決め込むことが正解なのでしょうか・・・?

もし断固たる覚悟を持って「過去の経緯も理解できるが、そんな
立ち振る舞いはやめろ」とイスラム国に提言や圧力をかけてしまったら、
これこそ完全なる宣戦布告であり大多数の日本人の命を危険に晒して
しまい、デメリットしかありません。

では、「話し合い」や「友愛」の精神で彼らを懐柔する選択がいいのか
と言えば、これこそ戦後70年の我が国の歩みそのものだと思います。

で、あれば傍観する選択がやはり最もよいという判断になって
しまうのは当然だと思います。

それでも、それでもなお、
「いじめられっ子見て見ぬふり」は武士道精神に反するのでは?
損得勘定を超えて動くことこそ現代の日本人に求められるのでは?
などと意味もなく悶々としてしまいます・・・

大変とりとめのない長い文章ですいません。
安倍政権どーこーじゃなく、我が国は「イスラム国」にどのように
関わるのが正解であったのかと思い問題提起させて頂きました。


という訳で色々書きましたが、本日新戦争論1購入予定です!
メチャメチャ楽しみです~!(^^)
(案外悩みに対する答えが書かれているかも、と期待しちゃいます☆)

No.64 117ヶ月前

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