中近東諸国、アフリカ、ウクライナなどは、現在紛争ないし戦争中であるが、英国では独立の是非投票が実施される段階である。 何故、紛争が起きるかと言えば、政治の恩恵がいきわたるところといきわたらないところの差別が激しいからである。なぜ差別するかと言えば、政府の方針に逆らうからというのが主因となっていると見られる場合が多い。世界は米国を主体とするグループと中国、ロシアを主体とするグループに大別されるが、双方の経済支援が欠かせなかったり、そこに宗派間対立が絡むと、問題解決の困難さが伴うことになる。今頃財政支出と自治権を持ち出しても流れが止められるかどうかわからないが、独立が現実化すると、今諸国が抱えている紛争が一気に自治権容認の流れに傾くのではないか。容認しないと、分裂独立問題に発展するのでしょう。この現象は他人事でなく、沖縄知事選で辺野古移設反対派が勝っても、政府が移転を強行しようとすれば、沖縄独立問題に発展しかねない。反対派が勝てば、米国は絶対に強行する意思はないので、政府は辺野古移転ギブアップすべきでしょう。
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孫崎享チャンネル
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中近東諸国、アフリカ、ウクライナなどは、現在紛争ないし戦争中であるが、英国では独立の是非投票が実施される段階である。
何故、紛争が起きるかと言えば、政治の恩恵がいきわたるところといきわたらないところの差別が激しいからである。なぜ差別するかと言えば、政府の方針に逆らうからというのが主因となっていると見られる場合が多い。世界は米国を主体とするグループと中国、ロシアを主体とするグループに大別されるが、双方の経済支援が欠かせなかったり、そこに宗派間対立が絡むと、問題解決の困難さが伴うことになる。今頃財政支出と自治権を持ち出しても流れが止められるかどうかわからないが、独立が現実化すると、今諸国が抱えている紛争が一気に自治権容認の流れに傾くのではないか。容認しないと、分裂独立問題に発展するのでしょう。この現象は他人事でなく、沖縄知事選で辺野古移設反対派が勝っても、政府が移転を強行しようとすれば、沖縄独立問題に発展しかねない。反対派が勝てば、米国は絶対に強行する意思はないので、政府は辺野古移転ギブアップすべきでしょう。