>>113
洋食屋masaさんへ。
返信ありがとうございます。
うちの町は自然が豊かな割りには交通インフラも割と整っていて、住みやすい所ではあるのですが若者が定住しないんです。
この間町長選挙と町議会議員選挙があって、新しい統合する小学校の新校舎建設が論点になって、既存の校舎を再利用する公約を掲げた候補が当選したのですが、最近まで議員が町長派と反町長派に二分されて議長が決まらず議会が空転していました。町議会議員も選挙の時に抽象的な文言を並べた公約しか掲げていない候補がほとんどで、小学校校舎の建設について触れた候補はほとんどいません。「政策で判断したければ共産党候補に入れろ」と親は言ってましたが、ほとんどの町民は地縁や血縁で議員を選んでいるように思えます。それが共同体のいい面なのかもしれませんが…。
地方議会ほど、理知的な政策論争に感情論が絡み、それが政治をおかしくしてる気がします。選挙の前には町長候補を誹謗・中傷するビラが双方の陣営から配られる始末です。また、地縁や血縁で議員をほとんど白紙委任で選ぶ感性が、若者を選挙から遠ざけ、田舎のイメージを悪くしていると思います。
ごくわずかですが、都会の暮らしに疲弊した若者が、里山の豊かさに憧れてわが町にも移住してきています。ですが、彼らが田舎の政治の現場を見て、失望したりストレスを抱える可能性もあるな、とは感じています。
政治に感情論を持ち込まずに、理知的で冷静な議論ができる日は来るのでしょうか？