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「第二次大戦以後、日米で考え方に相違があれば、「米国が正しくて日本が誤り」という風潮が続いているのは事実だと思う。」と仰るが、それは事実ではないでしょ。もしそうだったら、日米の厳しい貿易交渉なんかなかったはず。そうではなくて、反論しても押し切られてきたというのが真実に近い。たとえば、トヨタやホンダの自動車工場が米国にあるのはなぜか。それは彼らが完成車を輸出していたら、米国が様々な足かせをしてきたので、工場進出で相手の足かせをかわした結果です。今となると、むしろそれが良かったと言えるのですが、初めから日本が望んだわけではないのです。すなわち、「米国が正しくて日本が誤り」なんて全然思っていなかったということです。あなたの考えが全くの敗北主義なんではないかな。