忍者悟 のコメント

>>70
 こいらさん、返信どうもです。

>>70から以下引用
>天皇陛下は日本国の権威を代表する存在ではあるけれども、権力者ではない、という政治家としての基礎知識がなかったのではなかったのでしょうか...天皇陛下のことを「何でもできる万能の専制君主」みたいなイメージでとらえていたのではないのか、という点だと思うのです。天皇陛下は日本国の権威を代表する存在ではあるけれども、権力者ではない、という政治家としての基礎知識がなかったのではなかったのでしょうか。

 この観方が私とは違う。というかどうやら、このあたりの観方が、ゴー宣ライジングの読者の多数の方たちの観方と私の観方が違う。

 こちらの岩上安身さんの記事→(http://blogos.com/article/72887/)にも書いてあるのだけども、
 山本太郎は、「請願するつもりはなく、現状をお伝えしたかった」との事。ただまあ単純に、そういう事だったんですよ。

 ただ、誰だったか、前号のゴー宣ライジングで、
 「陛下は福島を訪問をされてご存知のはずなのに、何故にわざわざ陛下に手紙を渡して福島の現状をお伝えする手紙を渡すのか?」
 みたいな事を言った人がいたんですよ。
 私もそれを読んで、「そういう事であれば、そうだよな。じゃあ何で渡したんだろう?」と思ってたんですよ。
 だから、分かっている事をわざわざ手紙で渡すんだから、余計な事をする奴だな山本太郎って。
 というふうにも思わなくもなかったんです。
 だけど本当にただそれだけなんだろうかとも思ってから、気になってしらべてたんですよ。

 そしたら、
 山本太郎は、
 陛下は被災地の現状はご存知だろうと思ってはいたという認識だった。
 ただ、現場の作業員や下請けの社長の話を山本太郎は直接聞いていて、その声を陛下に伝えたかったと。その一心であったと。

 そこで私が思ったのは、
 おそらく陛下は、立場上、なかなかそうした声は届きづらいのではないかと。で、陛下はこうした声を知りたがったりしているのでないかと。
 そういったような感じの思いに駆られて、そして、どういえばよく分からないけど、人間って、そういうのをなんか凄く伝えたいという感情に駆られていくものなんじゃないかと思うんです。
 だから、私は、山本太郎の行動を理解できる気がする。

 そうした理由に基づく行動で無いんだとしたら、
 山本太郎は馬鹿だなぐらいしか思わないし、別に擁護する気もないし、何やってるんだお前は、ぐらいにしか思わないですけどもね。

 私の勘では(←勘なのかい)、山本太郎は狡猾な人間ではないし策士めいた事もしないし、それなりの常識を持っている人だと観ているから、そうした前提から論理を紡いでいるから、こうした観方になるんですよ。

No.90 135ヶ月前

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