magomeさん、諌議太夫さん、こいらさんの話題に少し参加します。 まず砂糖についてです。砂糖の多食は攻撃性につながります。その原理はこうです。糖になるまでに酵素で分解する必要のある「でんぷん」(ご飯など)や、果物に含まれるような細胞内に何重もの膜の中に閉じ込められた糖よりも、単一の物質である砂糖や果糖・ブドウ糖が腸から吸収されると血糖値が一気に上昇し、糖を細胞に取りこんで血糖値を下げるために大量のインシュリンが分泌され、その結果また一気に血糖値が下がります。この状態が低血糖症です。今度は血糖値を上げないと活動できないので、肝臓に蓄えられているグリコーゲンを分解して糖を補給しますが、そのために分泌されるのがアドレナリンです。このアドレナリンが攻撃ホルモンなのです。『その食事では悪くなる』(大沢博)に詳しいです。 食材から単一の物質だけ取り出したものは人体に強い影響を与え、良い影響なら薬と呼ばれ、悪い影響なら毒と呼ばれます。糖のように人体に必要な物質でも摂り方次第で毒になるものは毒性物質と考え、単一抽出物でない摂り方を心がけたほうが良いのです。糖を摂るならご飯、甘いものはサツマイモやクリ、という具合です。砂糖を含むモノは毒の一部と認識し、それだけの覚悟を持って摂れば摂りすぎる事はないでしょう。 発達障害のことを書かれていましたが、これには食品添加物が関わっているようです。添加物には色々ありますが、赤色○号・青色△号・黄色□号(タール系の着色料)、ソルビン酸・安息香酸ブチル(保存料)、亜硝酸ナトリウム(発色剤)、サッカリン・アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物・アセスルファムK(人工甘味料)、OPP・TBZ(防カビ剤)などは発癌性や催奇性が疑われます。出来うる限り避けた方が良いでしょう。 ADHD・LDなどの発達障害に関わるのは、整形剤・品質改良剤のリン酸系(メタリン酸・ポリリン酸・ピロリン酸)です。これらは腸内で吸収されるはずの食品から摂ったミネラルと結合して糞便とともに流れてしまうのです。リン酸を多く摂取することで人体からミネラルが不足すると、神経伝達物質の合成に必要な酵素・補酵素の材料が足りなくなり、神経の塊である脳の信号伝達が著しく悪くなります。そうすると当然脳の発達に障害が現われます。リン酸はコンビニで買える多くの加工食品に添加されています。都市生活者がこれの害を免れることは難しいので、ミネラルを補給することを考えなければなりません。煮干しを食べるのが一番なので、食事時には何にでも煮干しの粉を混ぜると良いでしょう。煮干しの常温保存はダニが発生するので冷蔵保存したほうが良いでしょう。ミネラルと発達障害については『食べなきゃ危険!』(小若順一)に詳しいです。 昔は野菜でも穀物でも多くの食材にミネラルが含まれていましたが、針葉樹人工林と三面張り護岸のせいで田畑に土壌の栄養(ミネラルを含む)が行かなくなり、味も栄養も粗末なものになりました。その上添加物で吸収阻害すれば病的になるのは当然です。今後さらにTPPのSPS(衛生植物検疫措置)分野で添加物の規制が米国並みに緩和されると、さらなる毒の混入が予想されます。SPS分野では他に残留農薬・収穫後殺虫剤(ポストハーベスト)・病気(狂牛病も)なども緩和されます。 狂牛病に話が及んだので少し書きます。TPP市場アクセス分野で日本の対米牛肉輸入規制がISD条項に引っかかると見た政府がこれを予防的に緩和し、米産牛輸入制限がまず月齢20ヶ月から30ヶ月まで緩和し、さらにそれから直ぐに48ヶ月までの緩和を決めました。48ヶ月といえば市場に出回る牛肉の全てが規制の対象外です。米産牛は大量生産食肉工場で仔牛の頃に肉骨粉を喰わされたへたり牛が混ざっていないとも限らず、食肉工場での特定危険部位の取り除きが極めてずさんであることは有名です。 これからは本当に自家製食材の物々交換でなければ危険かも na85
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magomeさん、諌議太夫さん、こいらさんの話題に少し参加します。
まず砂糖についてです。砂糖の多食は攻撃性につながります。その原理はこうです。糖になるまでに酵素で分解する必要のある「でんぷん」(ご飯など)や、果物に含まれるような細胞内に何重もの膜の中に閉じ込められた糖よりも、単一の物質である砂糖や果糖・ブドウ糖が腸から吸収されると血糖値が一気に上昇し、糖を細胞に取りこんで血糖値を下げるために大量のインシュリンが分泌され、その結果また一気に血糖値が下がります。この状態が低血糖症です。今度は血糖値を上げないと活動できないので、肝臓に蓄えられているグリコーゲンを分解して糖を補給しますが、そのために分泌されるのがアドレナリンです。このアドレナリンが攻撃ホルモンなのです。『その食事では悪くなる』(大沢博)に詳しいです。
食材から単一の物質だけ取り出したものは人体に強い影響を与え、良い影響なら薬と呼ばれ、悪い影響なら毒と呼ばれます。糖のように人体に必要な物質でも摂り方次第で毒になるものは毒性物質と考え、単一抽出物でない摂り方を心がけたほうが良いのです。糖を摂るならご飯、甘いものはサツマイモやクリ、という具合です。砂糖を含むモノは毒の一部と認識し、それだけの覚悟を持って摂れば摂りすぎる事はないでしょう。
発達障害のことを書かれていましたが、これには食品添加物が関わっているようです。添加物には色々ありますが、赤色○号・青色△号・黄色□号(タール系の着色料)、ソルビン酸・安息香酸ブチル(保存料)、亜硝酸ナトリウム(発色剤)、サッカリン・アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物・アセスルファムK(人工甘味料)、OPP・TBZ(防カビ剤)などは発癌性や催奇性が疑われます。出来うる限り避けた方が良いでしょう。
ADHD・LDなどの発達障害に関わるのは、整形剤・品質改良剤のリン酸系(メタリン酸・ポリリン酸・ピロリン酸)です。これらは腸内で吸収されるはずの食品から摂ったミネラルと結合して糞便とともに流れてしまうのです。リン酸を多く摂取することで人体からミネラルが不足すると、神経伝達物質の合成に必要な酵素・補酵素の材料が足りなくなり、神経の塊である脳の信号伝達が著しく悪くなります。そうすると当然脳の発達に障害が現われます。リン酸はコンビニで買える多くの加工食品に添加されています。都市生活者がこれの害を免れることは難しいので、ミネラルを補給することを考えなければなりません。煮干しを食べるのが一番なので、食事時には何にでも煮干しの粉を混ぜると良いでしょう。煮干しの常温保存はダニが発生するので冷蔵保存したほうが良いでしょう。ミネラルと発達障害については『食べなきゃ危険!』(小若順一)に詳しいです。
昔は野菜でも穀物でも多くの食材にミネラルが含まれていましたが、針葉樹人工林と三面張り護岸のせいで田畑に土壌の栄養(ミネラルを含む)が行かなくなり、味も栄養も粗末なものになりました。その上添加物で吸収阻害すれば病的になるのは当然です。今後さらにTPPのSPS(衛生植物検疫措置)分野で添加物の規制が米国並みに緩和されると、さらなる毒の混入が予想されます。SPS分野では他に残留農薬・収穫後殺虫剤(ポストハーベスト)・病気(狂牛病も)なども緩和されます。
狂牛病に話が及んだので少し書きます。TPP市場アクセス分野で日本の対米牛肉輸入規制がISD条項に引っかかると見た政府がこれを予防的に緩和し、米産牛輸入制限がまず月齢20ヶ月から30ヶ月まで緩和し、さらにそれから直ぐに48ヶ月までの緩和を決めました。48ヶ月といえば市場に出回る牛肉の全てが規制の対象外です。米産牛は大量生産食肉工場で仔牛の頃に肉骨粉を喰わされたへたり牛が混ざっていないとも限らず、食肉工場での特定危険部位の取り除きが極めてずさんであることは有名です。
これからは本当に自家製食材の物々交換でなければ危険かも na85