職場での会議で、相手に対して「言っていることは間違って無いが、俺はその先の話をしてるんだよ!」という場面があります。 そしてそれを相手に説明すると、こんどは相手が「俺は更にその先の話をしてて、これこれこうだろうが!」と言われて、その説明で私が気付かされて色々合点がいって、最終的に私が相手に全面的に同意する。 ということがよくあります。 おそらく、議論(あるいは個人の思考?)には階層とかフェーズのようなものがあって、お互いが同じ段階にいないと、話が通じないのだろうと思います。 そして、相手と自分が同じ段階に立ったとき、初めて「正しい問い立て」に直面するのではないでしょうか? 例えばこの記事の中の、原発の反対活動では、ABDに対してCは一段深い階層にいます。 経済的な問題をどうにかしないと、先に進めませんよと訴えています。 ABDがCと同じ階層に進まなければ、E「経済の問題をクリアしながらABDを実現する方法」にはたどり着けません。 議論をする上では、まだ見ぬEの存在を意識できるかどうかが重要なのだと思います。
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職場での会議で、相手に対して「言っていることは間違って無いが、俺はその先の話をしてるんだよ!」という場面があります。
そしてそれを相手に説明すると、こんどは相手が「俺は更にその先の話をしてて、これこれこうだろうが!」と言われて、その説明で私が気付かされて色々合点がいって、最終的に私が相手に全面的に同意する。
ということがよくあります。
おそらく、議論(あるいは個人の思考?)には階層とかフェーズのようなものがあって、お互いが同じ段階にいないと、話が通じないのだろうと思います。
そして、相手と自分が同じ段階に立ったとき、初めて「正しい問い立て」に直面するのではないでしょうか?
例えばこの記事の中の、原発の反対活動では、ABDに対してCは一段深い階層にいます。
経済的な問題をどうにかしないと、先に進めませんよと訴えています。
ABDがCと同じ階層に進まなければ、E「経済の問題をクリアしながらABDを実現する方法」にはたどり着けません。
議論をする上では、まだ見ぬEの存在を意識できるかどうかが重要なのだと思います。