当時は旧民主党を支援していたのでキャンベル氏と小沢氏の会談を思い出すことができる。 両氏は日米関係の重要性を確認した。小沢氏は中国に太いパイプを持っていたので、この会合では「軍の影響力が中国国内で強くなっている」ことに憂慮を示し、「今後日米両国が強い態度で中国に臨む必要がある」とも述べている。 ここまで踏み込みながら、別のところで、小沢氏は党幹事長という立場から「政府の政策を語る立場にない」とのコメントをしている。 党と政府と巧みに分けているが、主導権は「俺が持っている」という権威の実権はかたくなに守っていた。小沢氏という人間が最後まで理解されなかった事例は枚挙することができる。政権を維持していくためには、旧民主党政権の権威主義体質は党内意見をまとめられないが、現在は進歩しているのだろうか。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
当時は旧民主党を支援していたのでキャンベル氏と小沢氏の会談を思い出すことができる。
両氏は日米関係の重要性を確認した。小沢氏は中国に太いパイプを持っていたので、この会合では「軍の影響力が中国国内で強くなっている」ことに憂慮を示し、「今後日米両国が強い態度で中国に臨む必要がある」とも述べている。
ここまで踏み込みながら、別のところで、小沢氏は党幹事長という立場から「政府の政策を語る立場にない」とのコメントをしている。
党と政府と巧みに分けているが、主導権は「俺が持っている」という権威の実権はかたくなに守っていた。小沢氏という人間が最後まで理解されなかった事例は枚挙することができる。政権を維持していくためには、旧民主党政権の権威主義体質は党内意見をまとめられないが、現在は進歩しているのだろうか。