<最後の文章が岸田米国訪問の「歴史的1ペイジ」を刻み込んだことを示している。> 米国は、何十年にもわたって日本の防衛支出と世界への関与を制限してきたが、幅広い分野で日本との一体化を推し進めていくということであり、日本の役割が大きく変わるということである。 エマニュエル大使は、米国が日本を守るという段階を超え日本が(米国と一緒に)地域全体に力を発揮する「次の時代のペイジを開きだした」と率直に述べている。 日米の軍事統合を進め技術と防衛に関する新たな協定を発表する予定になっている。 11月の選挙までに日米関係を可能な限り「永続性」の視点を組み入れることになり、宇宙ベンチャーに関する新たな協力やAI,半導体、クリーンエネルギーなど幅広い分分野で研究開発が一体化して進められるのでしょう。 米国は中国を「国際秩序を再構築する意図を持ち米国に対する唯一の世界的ライバル」としてとらえなおしている。一定の距離感を持っていた日本に対する考え方を全面的に変えるということでもある。日本の軍事力・経済力を米国が取り込んでいくという日米一体化がどんどん進み日本が米国の一部になっていくのでしょう。距離感があれば中国に対抗できないという米国の強い意思が働いていると見ている。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
<最後の文章が岸田米国訪問の「歴史的1ペイジ」を刻み込んだことを示している。>
米国は、何十年にもわたって日本の防衛支出と世界への関与を制限してきたが、幅広い分野で日本との一体化を推し進めていくということであり、日本の役割が大きく変わるということである。
エマニュエル大使は、米国が日本を守るという段階を超え日本が(米国と一緒に)地域全体に力を発揮する「次の時代のペイジを開きだした」と率直に述べている。
日米の軍事統合を進め技術と防衛に関する新たな協定を発表する予定になっている。
11月の選挙までに日米関係を可能な限り「永続性」の視点を組み入れることになり、宇宙ベンチャーに関する新たな協力やAI,半導体、クリーンエネルギーなど幅広い分分野で研究開発が一体化して進められるのでしょう。
米国は中国を「国際秩序を再構築する意図を持ち米国に対する唯一の世界的ライバル」としてとらえなおしている。一定の距離感を持っていた日本に対する考え方を全面的に変えるということでもある。日本の軍事力・経済力を米国が取り込んでいくという日米一体化がどんどん進み日本が米国の一部になっていくのでしょう。距離感があれば中国に対抗できないという米国の強い意思が働いていると見ている。