だふね のコメント

昨日は「ゴー宣DOJO」お疲れさまでした。芸人・松本人志を生んだかの地でパブリックビューイングも行いました(*^^)v

議論の冒頭に『ドラゴンボール』の話が出てきて、「あ、そこから入るか」と唸りました。『ドラゴンボール』は、私は途中まで単行本を読んでいた身です。サイヤ人とのバトルが始まった辺りで挫折しました。

「バトルシーンがふんだんにあった方が人気が出る、そうでなければ落ちる」という「ジャンプあるある」を耳にしたこともありますが、私は逆でしたね。あの鳥山氏独特のほのぼのとした絵柄と合わない気がして、限界を覚えたのかもしれません。当時は違和感を言葉で表せませんでした。

『聖闘士星矢』や『北斗の拳』は好きです。『鬼滅の刃』のファンでもありますし。私の場合、バトル漫画の全部が好きかと問われればさにあらず(そういうシーンばかり続くと、根比べの心境になる)、「主人公が何のために戦っているか」物語の主旨を理解して共感できるから読む、というのが大きいのでしょう。

よしりん先生は生粋のギャグ(風刺)漫画家で、ご自身はバトル漫画を描くこと、読むことに食指が動かない。「わしは平和を愛する人間だ」と自身をパロディ化、当てこすりしたところは最高でした。実際に武器を持ったり肉体をぶつけたりしなくても、リアルな世界でこれほど周囲と戦っている漫画家は他にいないのでは、と考えますが。

それにしても、最近は漫画を読む時間すらとれません。活字なんてもっとです。忙しい大人は、皆そうです。私は勉強したくて本を読むわけではないし、基本的に快楽主義の怠け者なので、楽しくなければ見向きもしません。(幼少期、周囲の大人は漫画をめったに読まないし、漫画は子どもの物だけと本気で信じていました。「漫画を描く大人は変わり者なんだろう」という一種の偏見も。)

私は知識に乏しい身であることは自覚していますが、現実で欲求が満たされず蘊蓄を自慢したいだけ、マウントを取りたいだけの「自称保守」「男系カルト」「よしりんアンチ」の薄っぺらい言葉には騙されない自信だけはあるかナァ。どいつもこいつも、表情が卑しい。会ったことなくてもわかります。

「それなりに常識とバランス感覚が備わっているからだ」という自己評価を持っていますが、それとて常に点検していなければなりませんね。失敗だって多いですから。つくづく厳しい(でも楽しい)世界に生きているものだと感じます。

No.90 9ヶ月前

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