mantokun のコメント

愛子さまサイトや道場ブログで、再開した『愛子天皇論』の感想を拝見しては、一層感動と感慨を深めているのですが、実は一つ気になっていることがあります。
それは再開1話目の222章で、愛子さまが「これからも長く(両陛下と)一緒に時間を過ごせますように」と会見でおっしゃったことを指して、直系よしりんが「これからも長く皇室にとどまり、両親と一緒に公務を果たしたいという覚悟を、無意識に漏らされたものに違いない」と読み解いていることです。

最初に読んだ時は、「それではまさか愛子さまは今後も皇室典範が改正されなければ、生涯独身を通されるおつもりなのか?」とある種、慄きを覚えました。そしてその後、愛子さまが大学ご卒業後の進路に日本赤十字社への就職を選ばれ、さらにその理由が「一日でも早く人々の役に立ちたい」からということを知って、衝撃を受けました。

男系固執派の竹内久美子は以前、「過去の女帝は皆独身だったから、愛子さまの継承を認めるのは愛子さまに生涯独身を強いることになる」などと嘯いていましたが、それは全く正反対で、むしろ双系継承を認めないことによって、愛子さまに生涯独身の人生を選ばせてしまうのではないでしょうか。現状のまま皇室典範を放置すれば、内親王および女王殿下が皇室にとどまるには独身でいるしかありません。愛子さまの、常人には理解の及ばないほどの高みにある御志を思えば、その選択をされる可能性がないとは言えないどころか、非常に高いのではないか。

一国民からしたら、愛子さまには出来るだけ長く自由な学生生活を謳歌していただきたかったし、皇室典範が改正されなければ、思い合った男性と添い遂げて幸せな家庭を築いていただきたい。しかし、愛子さまのご覚悟は国民のそうした思いを遥かに超えたところにあることが、連載が進むにつれてありありと分かるようになってきました。

皇位の安定継承のためにも、愛子さまに信頼できる伴侶を得るという選択肢を残して差し上げるためにも、一日も早く双系継承を認める皇室典範の改正がなされるべきだとの思いを強くしています。

No.309 9ヶ月前

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