一番重要な視点は,志賀原発による放射能漏れなどの被害が周辺に出ているかどうかでしょう。 事実1:モニタリングポストは原発周辺に100か所設置されているが、原発から離れた北部の14か所のモニタリングポストが測定できないようだ。原子力規制庁は航空機による測定の準備を整えている。別に原発から20キロ離れた氷見市に可搬型の測定器を1か所設置している。 事実2:原発の状況は、外部電源については原発に給電する5回線のうち能登変電所(同町)の変圧器故障などで2回線使えない状況になっているが、残りの回線と非常用電源、電源車で給電でき、安全性は確保できている。 現在は異常な放射能は測定されていない。今後もフォローしていくべきである。原発設置可否問題は被害地に対する支援を充実することが先決であり、被害地の見通しがついてから議論すべきものでしょう。当面は政府に対する要求は現地支援の体制確保要請でしょう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
一番重要な視点は,志賀原発による放射能漏れなどの被害が周辺に出ているかどうかでしょう。
事実1:モニタリングポストは原発周辺に100か所設置されているが、原発から離れた北部の14か所のモニタリングポストが測定できないようだ。原子力規制庁は航空機による測定の準備を整えている。別に原発から20キロ離れた氷見市に可搬型の測定器を1か所設置している。
事実2:原発の状況は、外部電源については原発に給電する5回線のうち能登変電所(同町)の変圧器故障などで2回線使えない状況になっているが、残りの回線と非常用電源、電源車で給電でき、安全性は確保できている。
現在は異常な放射能は測定されていない。今後もフォローしていくべきである。原発設置可否問題は被害地に対する支援を充実することが先決であり、被害地の見通しがついてから議論すべきものでしょう。当面は政府に対する要求は現地支援の体制確保要請でしょう。