りゃん のコメント

>>6
フレデイさんこんにちは
昨日もコメントされたかたがいましたが、「もしパレスチナでなければどこにイスラエルはつくられるべきか」というのは、パレスチナ問題に一定以上関心があればだれしも一度は考えたことがあると思います。

わたしなりに答えれば、それはウクライナであるという答えになります(可能不可能は別として言っています)。

なぜなら、ポグロムは主にベラルーシとウクライナでおこなわれましたが(※)、そのポグロムがシオニズムの直接の原因であるからです。また、ソビエト崩壊以後も、ユダヤ人が多数ロシアからイスラエルに出て行ったことも忘れてはなりませんね。また、国連のパレスチナ分割決議(1947)にソ連は賛成しています。

もしも、これらすべてを巻き戻すのなら、ユダヤ人はウクライナ、ベラルーシ、ロシアのどこかに独立国を持つべきだということになるでしょう。その実現はロシアの責任ともいえるでしょうね。ゼレンスキーが「ウクライナを第二のイスラエルにする」と言うのなら、ウクライナの一部にユダヤ人の独立国をつくることも不可能ではないでしょう。それは「第二のシオニズム」というよりも、「単に百数十年位前の祖先が生活していて暴力的に追い出された場所への帰還」にすぎません。

今のロシア占領地域はどうでしょうか。プーチンは戦争目的に「反ナチズム」をかかげていたこともあるのですし。

※ だからといって、それは現在のベラルーシやウクライナの責任ではありません。①当時のベラルーシやウクライナは帝政ロシア領であり、ロシアに治安維持の責任があった②ロシア自体に反ユダヤ主義の伝統があり法制度化もされていた。それがポグロムを助長した面がある③ロシア当局はポグロム自体を助長し利用したともいわれている。

No.10 12ヶ月前

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