中庸左派 のコメント

>マイクロバイオーム科学はまた、自己認識、性格特性、感情状態を媒介する人間の脳の高次機能の観点から個人のアイデンティティを定義する解剖学と生理学における長い伝統を混乱させています。

 マイクロバイオーム、即ち体内微生物の働きが人間存在を形成すると言うのは、確かに興味深い。

 我思う故に我あり、といったのはデカルトであった。西欧近代の精神的支柱は、これではなかったのか?ま、ジブン中心、自己中思考のはしりみたいなものかもしれない。

 私は以前、上田閑照氏による「私とは何か」(岩波新書)を読んで、感銘を受けた。私は、私ならずして、わたしである、これが上田氏の結論であった。

 これは、私にはシックリする理論だ。我々は他者との関係なしに存在しえない。我思う故に我あり、だけではないのである。それが上田氏の理論であったと考えている。

 加えて、微生物が「私」を形成する一つの要素なら、「私とは何か」について、もっと我思う故に我あり、みたいな短絡をすることは許されなくなるだろう。

 人間は複雑であるし、もっとヒトは哲学的に、自分とは何か考える必要がある。

>マイクロバイオームはこれらの遺伝的事象には影響しませんが、さまざまな種類の T 細胞と B 細胞の存在量と活動の形成に主要な役割を果たしています。

 ところで、mRNAワクチンとマイクロバイオームはどういう関係にあるのだろうか?

 mRNAワクチンはムリヤリ抗体を産生させる仕組みだろう。T細胞とか、B細胞の細胞性免疫や自然免疫を無視して、人体の免疫機構と関係なしに、ムリヤリ、ワクチン接種により抗体を作らせる。

 また、mRNAワクチンは短期間で抗体を産生したら、人体から排出されるとされているが、それも怪しいという説がある。長期間、体内に残って、細胞に取り付き、スパイクタンパクを産生して、それに抗体が攻撃を続けるなら、自己免疫疾患の原因にならないか?

 遺伝子ワクチンだから、逆転写によりヒトの遺伝子に組み込まれてしまい、「遺伝子組換え」人間になってしまうやのではないか、という説もある。

 というような、mRNAワクチンの問題は、マイクロバイオームとはどのような関連があるのだろうか?正直、興味がある。他人事として。

 何故なら、我が家は誰もmRNAワクチン接種をしていない。その意味で、人体実験とは関係ないから、興味本位で、ある意味で他人事というカンジでフラットな目線で見ていられる。

No.5 14ヶ月前

このコメントは以下の記事についています

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

孫崎享チャンネル

孫崎享チャンネル

月額
¥110  (税込)
このチャンネルの詳細