マクロン大統領の最後の言葉がすべてを物語っており、対立の原因と見ることができる。立場が違えば言動が異なるといえる。 <最悪の事態は、台湾問題の追従者となり米国のリズム(リベラリズム)や中国の過剰反応に合わせなければならないと考えることだ>と語った。 歴史を振り返ってみれば、米国の「アメリカ(自由主義の伝統」に封建制の歴史はない。建国から「自由主義(リベラリズム)」を絶対化し保守主義化した。社会主義化という過程を経ていない。従って、自由主義(リベラリズム)という保守思想に対抗する左派的政治団体も「リベラル」という名称を持っている。 米国から見れば、「リベラリズム」という伝統が米国であり、「リベラリズム」を否定することは米国を否定することにつながる。この意味で、マクロン大統領は中国の「過剰反応」に警告を発している。 「我々は米国のリベラリズムに追従すべきものでないし、また、中国のように過剰反応することも慎むべき」というようにマクロン大統領は言っていると私は理解しているが、マスコミの反応は全く逆といえる。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
マクロン大統領の最後の言葉がすべてを物語っており、対立の原因と見ることができる。立場が違えば言動が異なるといえる。
<最悪の事態は、台湾問題の追従者となり米国のリズム(リベラリズム)や中国の過剰反応に合わせなければならないと考えることだ>と語った。
歴史を振り返ってみれば、米国の「アメリカ(自由主義の伝統」に封建制の歴史はない。建国から「自由主義(リベラリズム)」を絶対化し保守主義化した。社会主義化という過程を経ていない。従って、自由主義(リベラリズム)という保守思想に対抗する左派的政治団体も「リベラル」という名称を持っている。
米国から見れば、「リベラリズム」という伝統が米国であり、「リベラリズム」を否定することは米国を否定することにつながる。この意味で、マクロン大統領は中国の「過剰反応」に警告を発している。
「我々は米国のリベラリズムに追従すべきものでないし、また、中国のように過剰反応することも慎むべき」というようにマクロン大統領は言っていると私は理解しているが、マスコミの反応は全く逆といえる。