個人の絆問題は研究資料が一つの問題を提起している。 私にとって、心配なことは、日本と中国の絆が一気に崩れ始めようとしていることである。 どちらに問題があるかといえば、中国側の戦狼外交と政治を経済に優先した政策に切り替えたために、西側世界との関係がきしみはじめ日中の経済関係が日米重視に逆回転し始めたことである。 日本政治面では米国依存から日米協力に大きく舵を切り始め、経済も、半導体共同開発、人権問題は日米で新組織を作ることになろうとしているが、国内では大きな反対の声が聞かれなくなっている。 日本はGDPを犠牲にしながら、国民所得を犠牲にしながら、アジア諸国、特に中国には日常生活品から電気製品などに至るまで中国生産に寄与してきた。しかしながら、謙虚さをかなぐり捨て、増調し傲慢になり、米国と対立し、戦狼外交で経済力の弱い国々を恐喝して成長してきたが、コロナと不動産などインフラが経済を委縮させ始めており、先行きが厳しくなっている。 日米と絆を断ち切る政治体制強化の中国の中では、先に白色革命といえるような「習近平打倒。「「共産党打倒」などといった今まででは考えられないような人民の抵抗が出てきた。力で抑えられても、抑えられれば、さらに大つながりができていくのが人民運動の特色であり、中国は人民の声を聴き生かしたいかなければ、中国衰退も想定される。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
個人の絆問題は研究資料が一つの問題を提起している。
私にとって、心配なことは、日本と中国の絆が一気に崩れ始めようとしていることである。
どちらに問題があるかといえば、中国側の戦狼外交と政治を経済に優先した政策に切り替えたために、西側世界との関係がきしみはじめ日中の経済関係が日米重視に逆回転し始めたことである。
日本政治面では米国依存から日米協力に大きく舵を切り始め、経済も、半導体共同開発、人権問題は日米で新組織を作ることになろうとしているが、国内では大きな反対の声が聞かれなくなっている。
日本はGDPを犠牲にしながら、国民所得を犠牲にしながら、アジア諸国、特に中国には日常生活品から電気製品などに至るまで中国生産に寄与してきた。しかしながら、謙虚さをかなぐり捨て、増調し傲慢になり、米国と対立し、戦狼外交で経済力の弱い国々を恐喝して成長してきたが、コロナと不動産などインフラが経済を委縮させ始めており、先行きが厳しくなっている。
日米と絆を断ち切る政治体制強化の中国の中では、先に白色革命といえるような「習近平打倒。「「共産党打倒」などといった今まででは考えられないような人民の抵抗が出てきた。力で抑えられても、抑えられれば、さらに大つながりができていくのが人民運動の特色であり、中国は人民の声を聴き生かしたいかなければ、中国衰退も想定される。