よしりん先生こんばんは。 先生がブログで「欧州は消費税20%でも賃金が上昇している。何故だ?」と書いていましたが、そもそも欧州での消費税は一律では無いケースもあります。 例えばスウェーデンでは消費税が25%とありますが、食料品は12%、新聞、雑誌、書籍は6%、医薬品に至ってはゼロです。そのため、平均税率は25%以下ということになります。 日本にも過去には「物品税」があり、贅沢品やそれ以外では税率が違うという制度がありましたが、経済成長により消費が多様化し、公平性が保ちにくくなり財源が確保しにくくなったという理由で廃止され、今の消費税となっています。 私は、富裕層とそれ以外では収入における消費(いわゆる「買い物」)の比率が違いすぎるので、今の消費税が公平だとは全く思っていません。だからといって、選挙に向けてそこかしこで言われている「消費税減税で景気上昇」というのも信じていません。 そもそも、物が溢れている日本において「消費こそが景気向上」という考えが間違いではないかと思うのですが。
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小林よしのりチャンネル
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よしりん先生こんばんは。
先生がブログで「欧州は消費税20%でも賃金が上昇している。何故だ?」と書いていましたが、そもそも欧州での消費税は一律では無いケースもあります。
例えばスウェーデンでは消費税が25%とありますが、食料品は12%、新聞、雑誌、書籍は6%、医薬品に至ってはゼロです。そのため、平均税率は25%以下ということになります。
日本にも過去には「物品税」があり、贅沢品やそれ以外では税率が違うという制度がありましたが、経済成長により消費が多様化し、公平性が保ちにくくなり財源が確保しにくくなったという理由で廃止され、今の消費税となっています。
私は、富裕層とそれ以外では収入における消費(いわゆる「買い物」)の比率が違いすぎるので、今の消費税が公平だとは全く思っていません。だからといって、選挙に向けてそこかしこで言われている「消費税減税で景気上昇」というのも信じていません。
そもそも、物が溢れている日本において「消費こそが景気向上」という考えが間違いではないかと思うのですが。