中露が一丸となって米国（DS）に歯向かってくることはない、との願望が滲み出た、何やらチマチマした文面でないか。

> モスクワは少なくとも2回、北京に新しい形の経済支援を提供するよう圧力をかけた。

手を差し伸べて欲しい側のモスクワが、しかも「アメリカは中国に負ける」ご時世に、北京に「圧力」かけようなどと思うのか。以下、ご参考まで－

RT 3 Jun, 2022

ロシアと中国の貿易、今年は2000億ドルに－政府関係者
https://www.rt.com/business/556498-russia-china-trade-forecast/

タス通信によると、ロシアのモルグロフ外務副大臣は、ロシアと中国の貿易額が今年末までに早ければ2000億ドルに達する見込みであることを明らかにした。

「我々は、明らかに、両首脳によって設定されたよりも早く、2000億ドルの貿易高を達成することができるだろう。我々はもっと早くこの目標を達成することができ、今年の終わりまでには可能である」とモルグロフ氏は水曜日に第7回国際会議「ロシアと中国」で述べた。モルグロフは水曜日に開催された第7回国際会議「ロシアと中国：新時代の協力」で次のように述べた。

モルグロフ氏は、モスクワと北京の関係は不可侵であり、西側諸国が最近行った両者を引き離す試みは失敗に終わったと強調した。

この数年、両国は関係を強化しており、2月には「無制限」の提携を発表している。北京はロシアのウクライナでの軍事作戦を非難することを拒否し、それを理由にモスクワに課された西側の前例のない制裁を繰り返し批判している。

紛争が始まる前、EUはロシアにとって最大の貿易相手国であり、2021年の対外貿易総額の36％、2820億ドルを占めていた。ウクライナ紛争開始前の米国との年間貿易額は、近年では平均310億ドルに達している。

水曜日、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、自国の中国との戦略的関係の「無尽蔵の可能性」を強調した。ラブロフ外相は、米国が主導する懲罰的措置や「情報戦」にもかかわらず、モスクワと北京の協力関係は「規模と強度」において成長を続けていると述べた。