change のコメント

クリミヤ併合後、ロシアとウクライナの経済がどのように推移しているかを調べてみた。

制裁によって、ロシアは、一人当たりGDPが減少の道を歩んでいることは前回コメントした。

ウクライナを調べてみると
単位:10億フリヴニャ
10年  11年  12年 13年  14年 15年  16年 17年  18年
1,679 1,300 1,404 1,465 1,578 1,989 2,385 2,983 3,560
19年  20年 21年
3,977 4,192 4,983

クリミヤ併合があった14年に比べ実に316%である。中国との友好関係が進みウクライナの富が飛躍的に伸びたのである。中国にとっても「一帯一路」の要所であり、今回のロシアの侵略戦争は好ましかざるものである。

ウクライナに問題があっても、政府が国民の所得を増やし豊かにすれば評価する。

経済面でロシアとウクライナに大きく差が出た原因は、ロシアは中国とは友好関係を維持したが、ウクライナは、西側諸国だけでなく中国との交易が極めて大きい。

他国と友好関係を結べばGDPが上がり国民が豊かになる好例でしょう。平和の中で経済成長してきたウクライナが、このような侵略によって国を破壊されてしまうのは、ウクライナ人でない私も理不尽なロシアに抗議したい。

No.2 33ヶ月前

このコメントは以下の記事についています

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

孫崎享チャンネル

孫崎享チャンネル

月額
¥110  (税込)
このチャンネルの詳細