>>149 そこで財源に他の税金を使おうとしているうちは、デフレ脱却は難しいと思います。 財源は国債で良いのですよ。政府支出と収入を合わせようとしてはいけませんよ。その差額の赤字分こそが景気回復の原動力となるのですから。 そして国債が増える事で上がる金利は、日銀が買い取る事で下げることができます。この時日銀は「新しく作ったお金」で国債を買い取るわけですね。 日銀が買い取ることで、市場から国債が消えて金利が下がる、というわけです。 現に安倍政権ではこの日銀による国債の買い取りのみを行なったせいで、市場から国債が消えて金利がほぼ0まで下がりました。今日本は空前の「国の借金不足」の状態にあるのです。 もちろんこの手を使うと、インフレ率が上がるので永遠に行える手段ではありませんが、デフレの現在ではインフレ圧力はむしろ望むところです。コレが「財源はデフレ」という考え方です。 とまぁ、こう言った手は民間ではできません。 民間ではお金は原資ですから、ある分しか使えないのです。 しかし政府には通貨発行権があります。政府は「ある分しか使えない」のではなく、「無ければ作れば良い」のです。 政府にとってはお金は経済を回すための、純粋なツールなのです。インフラストラクチャの一種なのです。
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小林よしのりチャンネル
(ID:389249)
>>149
そこで財源に他の税金を使おうとしているうちは、デフレ脱却は難しいと思います。
財源は国債で良いのですよ。政府支出と収入を合わせようとしてはいけませんよ。その差額の赤字分こそが景気回復の原動力となるのですから。
そして国債が増える事で上がる金利は、日銀が買い取る事で下げることができます。この時日銀は「新しく作ったお金」で国債を買い取るわけですね。
日銀が買い取ることで、市場から国債が消えて金利が下がる、というわけです。
現に安倍政権ではこの日銀による国債の買い取りのみを行なったせいで、市場から国債が消えて金利がほぼ0まで下がりました。今日本は空前の「国の借金不足」の状態にあるのです。
もちろんこの手を使うと、インフレ率が上がるので永遠に行える手段ではありませんが、デフレの現在ではインフレ圧力はむしろ望むところです。コレが「財源はデフレ」という考え方です。
とまぁ、こう言った手は民間ではできません。
民間ではお金は原資ですから、ある分しか使えないのです。
しかし政府には通貨発行権があります。政府は「ある分しか使えない」のではなく、「無ければ作れば良い」のです。
政府にとってはお金は経済を回すための、純粋なツールなのです。インフラストラクチャの一種なのです。