感想のつづきです。
〇　泉美木蘭のトンデモ見聞録・第232回「現実と乖離してゆく不思議な免疫学」
　「三本の矢」という言葉も日本では人気のある言葉ですが、毛利元就の息子たちへの訓戒であることと、アニメの合体ロボは三体のメカである場合が多いことなどから流布したものなのでしょうか。毛利元就がいかに小ずるい方策で小早川家や吉川家などを乗っ取り、息子たちを後継者にしたかがその背景にはあり、部下など信じていたら、寝首をかかれるという人間への不信感からこの言葉を口にしたのであり、「三つの力を一つに会わせれば百人力」という意味ではない、ということも広く知れ渡って欲しいです。

　私は遺伝子研究などの難しいことはよく分かりませんが、要は宮坂氏はmRNAワクチンの信奉者であり、その事例から外れることには目を向けたくない、だから（失礼を承知で申し上げますが）自身のご子息の死因についても追求することなく、あるいは無視しているのでしょう。しかし、イスラエルやシンガポールなどでワクチンを打った結果、逆に感染者（陽性者）が増えている事実は木蘭さんがあげられているグラフが示しており、「ワクチンを打っても、マスクを外してはいけない」といったスーパーやデパートなどの店内のアナウンスを聞いていても、「ワクチンを接種して、日常生活を取り戻そう」という類のワクチン推進キャンペーンは、国民を騙す完全なデマであると指摘」しなければならない、と感じます。
　ブレークスルー感染とかクラスター感染とかいう話は実のところはよく分からないのですが、宮坂氏が恣意的にデータを読み違えようとしているという点は理解しました。未接種者と接種者の例のグラフの話は、確実にどういう立場で、どれだけの体力の人が接種しているのかが不明で、一概に比較対照できないものなのでしょう。
　あと、鎧とレインコート、トレンチコートのたとえは非常にばかばかしく、コンビニで売られていようが、防水加工済みだろうが、トレンチコートと呼ばれようが、鎧ではなく、レインコートであるという事実は変わらないのだろうと思うのが常識ではありますまいか。大きくなってもメダカはメダカという歌もありましたが、メダカが鯨になることはありえないのです。

　こんな感じです。

　最後に>>193　ただしさんへ。どうも有り難うございます。戦力としては微力だろうと思いますが（笑）、スカウターで自分の存在をみつけて下されば幸いです。