ゲスト のコメント

英国、米国、イスラエルの感染再拡大は、従来の英国株がデルタ株(インド株)に置き換わったため。デルタ株(「L452R」)は英国株の1.4倍の感染力がある。ただし英米とも重症者・死者は減少。ワクチンには重症化を防ぐ効果はあると見られる。
感染拡大を抑えるために、英国とイスラエルは3回目の接種を検討。米国ファイザーはデルタ株に有効なワクチンを開発中。

インドネシア、タイで拡大したのは効果の低い中国製ワクチンを使用したため言われている。
ロイター「新型コロナウイルスの変異株感染が急拡大するタイとインドネシアで、ワクチン接種の多くを依存してきた中国企業製品の効果を疑問視する動きが広がっている。タイ政府は急きょ、1回目に中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製を接種した人について、2回目は英アストラゼネカ製に切り替える方針を表明。インドネシアも3回目の追加接種をシノバック製から米モデルナ製に変更する計画を示した」。(だが、WHOは、混合接種はデータが少ないため有効性に疑問がある、と警告)。南米チリは世界一の接種率(59%)だが、感染者が極めて多い。これもワクチンの大半がシノバック製だからだと言われている。

日本も、英国株からデルタ株に置き換わりつつある。「現在、関東で3割、来月中には殆どが置き換わる」(感染研)。日本は接種率が現在19%と他の先進国に比べて大幅に低いので、とても感染を食い止めることができないが、更にデルタ株に置き換わると対応が困難になる。

No.4 39ヶ月前

このコメントは以下の記事についています

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

孫崎享チャンネル

孫崎享チャンネル

月額
¥110  (税込)
このチャンネルの詳細