今日のモーニングショーのパネルコーナーは最近すっかり男岡田晴恵と化した北村が登場。はるこうさんも指摘しているように「２０００人まではいかないかも」とかごにょごにょと不明瞭な物言いに終始。後ろめたさを隠せない。

最初の話題は西村大臣の暴言から。こんなもの擁護の余地など一切ないはずだが石原や山口は「法律の根拠のない中で何かしなければならないという焦りがあるのでは」と理解を示していました。そうやって国家権力が暴走するのを食い止めるために憲法はあるんだが。弁護士である山口はわからないのか？一方玉川は全面的に非難していました。「これは行政権の乱用ですよ」「必要があるのであれば国会で議論しなければならない」「法の根拠に基づかず真綿で首を締めるようなことはしてはならない」というのは正論ですね。北村は玉川がそう言うことを想定していなかったのか先ほどの発言に増して不明瞭な発言をしていました。団結が必要とか笑ってしまいますね。団結してインフォデミックに立ち向かうというのであれば賛同しますが。

続いてはバッハ会長の発言の話題ですが、山口はバッハ会長は特権階級というようなことを言っていましたが、テレビで手前勝手なことを言って出演料をもらっているコメンテーター共の方が余程特権階級に見える。他のプロスポーツの興行は観客を入れているのにという発言について玉川は「陰性証明を発行して入れるべきであってそれに合わせるのが筋」「日本は検査体制が貧弱」などと検査信仰の教義を唱えていました。最近検査の背後に隔離という人権侵害が控えていることは隠すようになりましたね。西村大臣を批判したときと整合性が取れていないのに気付かないのか？その次の旅行業界が苦しんでいるという話題でも検査の話は出てきました。北村曰く「ほとんどは陰性になるし偽陽性は１％くらいでるけど再度検査すれば陰性になるから」などと言っていましたが、じゃあ陰性証明なんか意味ないじゃないか。

最後は分科会の谷口のコメントを紹介していましたが、これが目を疑う酷さ。「ワクチンを２回打っても行動制限の緩和はあり得ない」「一部の人だけ緩和するのは不平等」「１０、１１月頃に分科会で緩和してよいか検討する」というものでしたが、完全に狂っていますね、この人。それ以外に表現のしようがない。「欲しがりません勝つまでは」と同じじゃないか。分科会の狂気は極限状態まで達したようです。さすがに玉川も含め出演者は疑義を呈してはいましたが。しかしここで玉川がct値のことに触れたのは意外でした。一定の値に設定すれば偽陽性のことは考えなくてよいってわかっているじゃないか。なぜ今までそれに触れなかったんだ。邪推ですが緊急事態宣言への反発が思ったより強かったので自分は本当はわかっているんですよとアピールしているんでしょうかね。「私は前から言っているんですが」というセリフをいつ吐くのか見ものですね。