change のコメント

最近マスコミのオリンピック否定論は見かけない。このようなオリンピック開催否定論を見聞すると改めて,経緯を振り返ってみたくなる。

1.西欧各国に比して「病床数」は遜色がないというより、けた違いに日本は多い。ただ縄張り意識を克服できず調整者がいないだけである。
2.感染者数・死亡者数は、欧米に比してけた違いに少ない。日本のレベルは欧米では通常レベルの生活である。大騒ぎする数字ではない。
3.ワクチンの承認が欧米に比して数か月遅れている。緊急時のリスク体制が機能していない。
4.昨年からワクチン接種はわかっているのに、都道府県の体制確保が何故遅れたのか。リスク体制が欠如している。
5.ワクチン接種の打ち手を菅首相は1月に「医師会・看護師会」に要請したが、通常業務に人手が割かれるとの理由で色よい返事がなくうち手をの確保が遅れた。
6.歯科医師会が協力するといったら、「医師会・看護師会」は手の裏返しをして、開業医の打ち手を了解した。政府に対する嫌がらせでしかなかった。
7.ワクチン接種は65歳以上を7月末までに終える予定で政府は行っているとき、感染者数が多くなっているから孫崎さんはオリンピックをやめろといっている。全員の接種を短期間にできないから、重傷者、重傷者を少なくする方向を選択した。数字的に見ても、若者は感染しても重症化・死亡者は少なく、接種が当初の計画通りに進んでいるのに、感染者が多くなっている当たり前の結果に対してオリンピックを否定するのは過去の経過から見ても納得性に欠ける。

日本の中での協力体制が敷けないことが問題であり、また、感染者数・死亡者数の桁が欧米と日本で大きな差があることを先ず認識しなければならないが、日本の中の問題として騒ぎすぎる。日本の常識は世界の非常識であることは数字を比較すればわかることであるから、理性より情緒を優先するのはやめなければならない。

No.2 39ヶ月前

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