昭和43号 のコメント

>>92
うさぎさん、いつも興味深い情報を提供していただき、大変勉強になります。

ご指摘の挿管等の処置をしていない患者の死亡例について、昨年11月の大阪府の資料では、軽・中等症患者の死者数は重症患者の7倍以上としています。

地域医療ソーシャルNEWSの記事(大阪府の資料へのリンクあり)
https://project-linked.net/covid19/morning-156/
大阪府コロナ対策本部会議の資料への直リンク(10頁目を参照)
https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/38215/00379488/1-1.pdf

私の両親が肺炎で入院した際(当時80代後半)もそうでしたが、高齢の重症患者の場合、人工呼吸器などの無理な延命措置はあえて選択せず、中等症扱いになっていることが少なからずあると思われます。

またマッシ―池田先生のブログで初めて知ったレジストリ研究の中間報告(いわゆる第1派の頃のデータ)では、軽・中等症患者の死者数は重症患者の1.6倍になっています。

COVID-19に関するレジストリ研究>研究実績
https://covid-registry.ncgm.go.jp/achievements/#section03

このデータには入院後の病状ごとに死者数が記載されており、全体の死者数197人に対する割合は、酸素不要(軽症)段階での死者数が7人で3.5%、酸素要(中等症)が115人で58.4%、挿管等(重症)が75人で38.1%です。

素人判断ですが、重症からの死亡が直接死、中等症での基礎疾患の悪化による死亡が間接死に当たる気がします。高齢者の場合は、肺炎が重篤かどうかで判断すべきかもしれません。

よく分からないのが、軽症段階(実際は中等症Ⅰが多いらしい)での死亡です。もしかすると、これが水増しというヤツでしょうか。
この中間報告は、昨年の7月初頭までに登録された症例の解析ですが、ほとんどは6月初頭までの第1派のものと思われます。例の厚労省の「全コロ死」通達は6月18日なので第1派の終息後ですが、コロナ死以外の死亡がそれ以前から入っていた可能性はあります。

第1派から1年以上経ち、病状ごとの死者数の割合も変わっているものと思われます。
素人調べなのでとんでもない勘違いがあるかもしれません。詳しい方々にご教授頂ければ幸いです。

No.130 36ヶ月前

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