>>52 チコリさま 宮沢賢治の爪の垢を煎じて飲んではいけませんよ、笑。宮沢賢治と私の祖父は学生の頃3人部屋のルームメイトだったのですが、やっぱり、それはそれは頭の良い人だったそうです。試験前、祖父ともう一人は、一生懸命試験勉強しているのに、彼はうるさいと言って一人押しいれにこもっていたそうです。でも成績は抜群に良かった。卒業後、彼は質屋さんの跡取りだったのですが、家業にも無関心でちょっと親には心配な子だったようです。彼が一番長く仕事をしたのは、どこかの学校の先生だったと思うのですが4年間続きました。大体は裕福な家に頼って暮らしていたのでしょう。でも、実践家ではなかったですけれど、思想家ではあったのでしょうね。深い思想に裏打ちされた優れた児童文学を生み出したのですから。でも、それも自分がそれで食っていこうとかの考えで書いたのではなく恐らく溢れ出る自分の世界が筆を走らせた結果だと思います(これは私の推測です)有名な「アメニモマケズ~」の詩もゴミ箱に捨てられていたのを彼の妹さんが拾い出してくれたことで世にでたくらいですから。彼自身、自分の書いたものが、後世これ程の人々に読まれるようになるとは思っていなかったでしょうね。「現実的に暮らす」ということからは遠く離れた人だったのであろうし、またそれが許される環境にいた人だったのですね。今なら世間から「ニート」と言われていたかもしれません。死後、彼は世に認められたわけですが、それも彼にとってはどうでもいいことなのかもしれません(これも私の推測です)
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小林よしのりチャンネル
(ID:90582757)
>>52
チコリさま
宮沢賢治の爪の垢を煎じて飲んではいけませんよ、笑。宮沢賢治と私の祖父は学生の頃3人部屋のルームメイトだったのですが、やっぱり、それはそれは頭の良い人だったそうです。試験前、祖父ともう一人は、一生懸命試験勉強しているのに、彼はうるさいと言って一人押しいれにこもっていたそうです。でも成績は抜群に良かった。卒業後、彼は質屋さんの跡取りだったのですが、家業にも無関心でちょっと親には心配な子だったようです。彼が一番長く仕事をしたのは、どこかの学校の先生だったと思うのですが4年間続きました。大体は裕福な家に頼って暮らしていたのでしょう。でも、実践家ではなかったですけれど、思想家ではあったのでしょうね。深い思想に裏打ちされた優れた児童文学を生み出したのですから。でも、それも自分がそれで食っていこうとかの考えで書いたのではなく恐らく溢れ出る自分の世界が筆を走らせた結果だと思います(これは私の推測です)有名な「アメニモマケズ~」の詩もゴミ箱に捨てられていたのを彼の妹さんが拾い出してくれたことで世にでたくらいですから。彼自身、自分の書いたものが、後世これ程の人々に読まれるようになるとは思っていなかったでしょうね。「現実的に暮らす」ということからは遠く離れた人だったのであろうし、またそれが許される環境にいた人だったのですね。今なら世間から「ニート」と言われていたかもしれません。死後、彼は世に認められたわけですが、それも彼にとってはどうでもいいことなのかもしれません(これも私の推測です)