希蝶 のコメント

 今号も配信、有り難うございます。
>>27
>>76
 事情はよくは存じませんが、大変なことと思います。自分も職安には長く世話になり、恐らく年齡の問題で、また世話になるのではないか、と思います。
 実は職場で、コロナ禍を振り返って、という課題の作文を提出せよ、ということになっておりまして、このこととも関連があるのかな、と感じたので、先にこちらの場で公表しておきます。実は字数オーバーで、少し削らないといけないのですが。

コロナウイルスのことを云々いう以前に

 何が何でも出勤し働こう。それが自分の気持ちであった。自分は長く定職に就けず、続いたとしても何らかのトラブルで、主として人間関係からの問題で退職させられてきた。それは自覚をしていないとしても自身の責任であり、そうも言われ続けても来た。他者の視線とは恐ろしいものであり、試用期間は査定の場だと長く感じてきたものだ。それがこうして一つの場で働かせて貰える。感謝しなければならない。誰かの役に立つことができるのだ。それに比べて、今の事態がどうだというのだろう。
 働くということは、はたを楽にすることだ、と聞いたこともある、誰かが労働をすることで、世の中は動く。それが公に奉仕するということではないのだろうか。人は社会に参画し、自己の役割を果たすべく活動し、それによって世界が動き未来へ進む活力も生まれる。伝染病のために火葬場が機能しなかったら、世界は死骸の山になるだけだ。ボッカチオの『デカメロン』にそういう光景が詳しく描写されている。
 個人的には、この騒動はマスコミの作り出した、視聴率稼ぎのための茶番のように感じている。それに自称専門家の功名心も絡んでいるのだろう。しかし、そうでないとしても、人間はいつまで社会のために奉仕できるのだろうか。やがては老い、認知症で苦しむことにもなりかねない。理性や知性は永遠ではないのだ。永遠は社会を未来へ紡ぐことの方にある。このままでは常識から裏切られたような気もする。いつまでも病気や風評に怯えず、このぼろぼろな毎日を動かし、元の状況にもどし、一歩先へ進めることこそ、現在私たちにとって必要なことではないのだろうか。

 前にも記したような気もしますが、自分はまた働ける場があるだけ、恵まれているのだろうと思います。
 ライジング感想については、また改めて。

No.80 45ヶ月前

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