こんばんは。 誰も触れていないけど、また、私が以前、「他作品は…」とコメントしたせいで、遠慮しているのか知らないが、高森先生が二日続けて「鬼滅の刃」を取り上げていますね。 若い人を交えて「鬼滅の刃」について議論し合うという高森先生、その感性の柔軟さには頭が下がる思いです。 しかも作品の中身まで熟知しているとは! 私、「他作品は…」って昔コメントでつい書いてしまったけど、実は単行本全巻揃えて読み、映画も見ました。 なるほど良い作品だとは思いました。作品の内容は生命至上主義の否定、生命への固執より尊いものがあるということ、常識の重要性など、これまでよしりん先生が述べてきたことの要素が詰まっていて、ライジングの読者さんが語りたくなるのも頷けます。 だけど、あえて言わせてもらえば、私個人の感想ですが、この鬼滅の刃は、意識をそれこそ全集中させないと理解しづらいように私は感じました。 以前、Q&Aのコーナーで鬼滅の刃についてよしりん先生の感想の質問があった時、先生は「(アニメは)飽きて途中で挫折した」と回答されていたと記憶しています。 なるほどな、と、思いました。 「子供は飽きるんじゃなかろうか」という視点が欠けていたことに、私はそこでハッと気づきました。 そういえば私が子供の頃は漫画は「子供が楽しむ作品」であり、受験戦争の頃には漫画を読むのが躊躇われ、社会人になったとき、夢中になった作品を懐かしむ、そんな余韻がありました。 今は大人が少年マンガを堂々と語れる「いい時代」になりました。 マンガはすっかり「大人が楽しむコンテンツ」になった感があります。 子供が置いてけぼりにならないか、心配ではあります。 鬼滅をまだ読んだことのない子供だっているはずなのに、鬼滅より面白い漫画を知ってる子供がいるはずなのに、「子供なのに鬼滅の刃の漫画読んでないの」今ブームなのにと、大人たちが圧をかけるのは果たして正常なのか。 高森先生が鬼滅の刃を取り上げてくれる意外さに嬉しさを感じる一方で、上記のようなモヤっときたものをも感じました。
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小林よしのりチャンネル
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こんばんは。
誰も触れていないけど、また、私が以前、「他作品は…」とコメントしたせいで、遠慮しているのか知らないが、高森先生が二日続けて「鬼滅の刃」を取り上げていますね。
若い人を交えて「鬼滅の刃」について議論し合うという高森先生、その感性の柔軟さには頭が下がる思いです。
しかも作品の中身まで熟知しているとは!
私、「他作品は…」って昔コメントでつい書いてしまったけど、実は単行本全巻揃えて読み、映画も見ました。
なるほど良い作品だとは思いました。作品の内容は生命至上主義の否定、生命への固執より尊いものがあるということ、常識の重要性など、これまでよしりん先生が述べてきたことの要素が詰まっていて、ライジングの読者さんが語りたくなるのも頷けます。
だけど、あえて言わせてもらえば、私個人の感想ですが、この鬼滅の刃は、意識をそれこそ全集中させないと理解しづらいように私は感じました。
以前、Q&Aのコーナーで鬼滅の刃についてよしりん先生の感想の質問があった時、先生は「(アニメは)飽きて途中で挫折した」と回答されていたと記憶しています。
なるほどな、と、思いました。
「子供は飽きるんじゃなかろうか」という視点が欠けていたことに、私はそこでハッと気づきました。
そういえば私が子供の頃は漫画は「子供が楽しむ作品」であり、受験戦争の頃には漫画を読むのが躊躇われ、社会人になったとき、夢中になった作品を懐かしむ、そんな余韻がありました。
今は大人が少年マンガを堂々と語れる「いい時代」になりました。
マンガはすっかり「大人が楽しむコンテンツ」になった感があります。
子供が置いてけぼりにならないか、心配ではあります。
鬼滅をまだ読んだことのない子供だっているはずなのに、鬼滅より面白い漫画を知ってる子供がいるはずなのに、「子供なのに鬼滅の刃の漫画読んでないの」今ブームなのにと、大人たちが圧をかけるのは果たして正常なのか。
高森先生が鬼滅の刃を取り上げてくれる意外さに嬉しさを感じる一方で、上記のようなモヤっときたものをも感じました。