自民党党人派の流れにある田中氏ー小沢氏―二階氏は、親中国・経済重視といえる。 米国の駐日大使は、ハドソン研究所の「ケネス・ワインスタイン氏」が決まっている。ペンス・ポンペオと親しい間柄であり、昨年5月菅氏が訪米したときあっているようだ。菅氏が突然出てきたが、昨年から次の首相の顔みせが行われていたのかもしれない。 二階氏の中国に対する見方はごく当たり前の見方であり、反対する人は少ないでしょう。二階氏の問題点は判断の難しい問題(人権問題)にはほとんど回答していない。明確化した場合米国・中国の圧力を懸念して態度を明確化しないのでしょう。 問題は習近平の妥協なき強権的政治である。米中戦争では、米国の一国主義がG7で批判されていたが、香港安全維持法の制定・ウイグル人民への非人道的体制は映像で世界に広まり、経済的結びつきが強く中国を支持していた西欧諸国が、中国批判を始めている。G7で中国の人権問題で見解を示していない国は、日本だけになっている。 麻生氏が何度も名前を間違えている菅政権は、元民主党政権のあれもやります、これもやりますといって、国民の期待を一身に受けた菅政権を思い出す。国民に期待感を抱かせれば、確かに現在の高支持率を確保できるが、達成でない場合、急降下して支持率が下がる。特に米国・中国の関係は民主党時代の幹事長小沢氏を思い出す。同じことが繰り返されているのです。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
自民党党人派の流れにある田中氏ー小沢氏―二階氏は、親中国・経済重視といえる。
米国の駐日大使は、ハドソン研究所の「ケネス・ワインスタイン氏」が決まっている。ペンス・ポンペオと親しい間柄であり、昨年5月菅氏が訪米したときあっているようだ。菅氏が突然出てきたが、昨年から次の首相の顔みせが行われていたのかもしれない。
二階氏の中国に対する見方はごく当たり前の見方であり、反対する人は少ないでしょう。二階氏の問題点は判断の難しい問題(人権問題)にはほとんど回答していない。明確化した場合米国・中国の圧力を懸念して態度を明確化しないのでしょう。
問題は習近平の妥協なき強権的政治である。米中戦争では、米国の一国主義がG7で批判されていたが、香港安全維持法の制定・ウイグル人民への非人道的体制は映像で世界に広まり、経済的結びつきが強く中国を支持していた西欧諸国が、中国批判を始めている。G7で中国の人権問題で見解を示していない国は、日本だけになっている。
麻生氏が何度も名前を間違えている菅政権は、元民主党政権のあれもやります、これもやりますといって、国民の期待を一身に受けた菅政権を思い出す。国民に期待感を抱かせれば、確かに現在の高支持率を確保できるが、達成でない場合、急降下して支持率が下がる。特に米国・中国の関係は民主党時代の幹事長小沢氏を思い出す。同じことが繰り返されているのです。