わさビーフン のコメント

よしりん先生に感謝しかない。製作期間は、3か月あったんだろうか? 2か月あったんだろうか? 
どっちにしろ、今までのスペシャル本よりも相当、限られた時間での製作だったんだろう。多くの方が書かれているように、誤植が散見されるのが、かえって時間がなくて焦る中での神経ギリギリの壮絶な製作だったと物語っている。 
よしりん先生は数年前にブログで何回か、ご自身をわざと露悪的にして「なんでわしのような富裕層が一生懸命世間のために戦ってるんだろう。みんな政権や世の中の悪事に怒りもしないで唯々諾々と従っているというのに。わしは金があるから平気だが、なんでみんな何もしないんだ?戦わないと自分たちが苦しむんだぞ?」というような内容をつづっていたが、今の高畜度社会の状況に当てはまっているし、本当に日本を見限って引退して、福岡に移って悠々自適にストレスなく楽しく暮らすことができただろう。
もしくは、それこそアメリカや海外に移住して、北米・英語圏や欧州向けに「トランプ論」「キリスト教論」「人種差別論」「イラク戦争論」「イスラム教論」「インディアン征服論」「植民地侵略論」など彼らにとっての巨大なトピックをスペシャル本として出版していたら、絶対に今の何十倍も裕福で、さらに世界一級の文化人になっていたろう。それは確実だと断定できる。 
先生の、世の事象や問題をトピックにして、古典・名作・神話を引用しながら深い考察・哲学を経ての主張は、海外の文学や映画など創作の世界では当たり前というか、それがないと認められないからだ。(逆にそれがあまりないというか、そういう作品の数が少ない日本の創作文化は独特とも、変わっているとも言える)
トランプ就任前後に「トランプ論」を出していたら、それこそ何千万部も売れ、今より圧倒的に裕福だったろうし、日本にいるよりステータスも高かったろう。
日本と世間の普通の庶民のために一番戦ってきて、そして一番不当に名誉と人格を傷つけられてきたよしりん先生が、ある意味、一番日本を見限っていい立場にいると言える。でも見限らないで、こうして圧倒的に少数派で誹謗中傷と意地悪の嵐の中を戦ってくださり、日本に良い変革をもたらしてくれた。発売して一日だからこれからだが、この作品で確実に日本は良い方向に変わるだろう。感謝しかない。先生、泉美さん、スタッフの方々に心から頭が下がります。 

No.142 44ヶ月前

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